白熱した展開を見せる「2012Jユースカップ」。
今まで多くの有望な選手達を輩出してきた今大会。今回で20回目を迎えるということで、Jユースカップを愛するJ'sGOALライターに"思い出のJユースカップ決勝"を振り返ってもらう。
12月24日(月)に行われる2012年大会決勝はどのような試合が待っているのだろうか。
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安藤隆人が選ぶ思い出のJユースカップ決勝
[2008年大会:C大阪U-18×G大阪ユース]
印象に残っている決勝は、2010年の決勝・横浜FMユースVSF東京ユースの延長4-3、2009年の決勝・F東京ユースVS広島ユースの2-0など、いろいろあるが、一つ挙げるとするならば、決勝の舞台で実現した『Jユース版大阪ダービー』だ。決勝・長居の舞台で、初めての関西ダービーが、大阪ダービーという最高の形で実現した試合だった。
G大阪ユースの松波正信監督(現・トップチーム監督)は、この年に初めて監督に就任したばかりのルーキー監督。対するC大阪ユースの副島博志監督(元・草津など監督)は、この大会を最後に退任が決まっており、指揮官のラストイヤーを飾らんと、チームのモチベーションは高かった。
先制したのはC大阪ユース。このゴールを生み出したのは、現在トップチームの屋台骨を支える3人だった。32分に、カウンターから左MFの丸橋祐介が、オーバーラップをしてきた当時2年生で左サイドバックだった扇原貴宏にパス。扇原のセンタリングを中央でMF山口螢が合わせて、C大阪ユースが先制に成功した。
さらに49分には、相手のミスを奪った交代出場の2年生FW永井龍が追加点を決め、2-0と幸先よくリードを奪った。
しかし、ここからG大阪ユースの猛攻が始まる。左サイドを起点に矢継ぎ早に攻撃を仕掛けると、51分にはPKを獲得。これをFW大塚翔平(G大阪→現・千葉)が冷静に決めて、1点を返すと、直後の52分には、右からの展開からMF田中裕人(現・関西大、来季磐田加入内定)が鮮やかに同点弾を叩き込んだ。
電光石火の同点劇。相手のホーム・長居で、G大阪ユースがここからさらに猛威を振るっていく。2-2になって、ここが勝負どころだと見た松波監督は、66分にドリブラーのMF大森晃太郎(現・G大阪)を投入。これがズバリ的中した。大森は変幻自在のドリブルで、右サイドを完全に制圧をすると、72分には大森が逆転ゴールを突き刺す。2点差をひっくり返したG大阪ユースは、最後にこの男が熱戦のピリオドを打つ。
77分、中央でボールを受けたMF宇佐美貴史(G大阪→現・ホッフェンハイム)が、目の覚めるようなミドルシュートを、C大阪ユースゴールに突き刺して、勝負あり。
「ガンバの攻撃サッカーのコンセプトが出せた」と、松波監督が胸を張る見事なアタッキングサッカーが炸裂し、G大阪ユースが初のJユース決勝大阪ダービーを制した。
印象的だったのは、G大阪ユースの鮮やかな逆転劇もさることながら、全6点をあげた選手が全員プロに進むキーマンであったこと。山口、永井(C大阪ユース)、大塚、田中、大森、宇佐美(G大阪ユース)。今思うと、凄く豪華な顔ぶれだった。さらに松波監督は、『ミスターガンバ』として、G大阪一筋13年の現役生活を2005年に終え、この年に初めて監督に就任した初々しさがあった。今、トップチームを指揮していることを思うと、この優勝経験が大きなベースになっているだろう。
今振り返ると、この試合の素晴らしさが改めて計り知れる。こうした歴史の積み重ねが、日本サッカーを支えているのだと、改めて感じた。もう一度、決勝での大阪ダービーが見てみたい。今大会、現時点(2回戦終了時点)で両チームとも残っている。もしかしたらアゲインがあるかもしれないと、ちょっと期待をしている自分がいる。
以上
■2008年Jユースカップ決勝のダイジェスト動画はこちら!!
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2012.11.29 Reported by 安藤隆人
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