●羽生英之社長コメント：
「今日は少し遠かったですが、クラブハウスまでようこそおいでくださいました。天気もすごく良くて、清々しい気持ちでこの場に立たせていただいております。先日ホームタウンの１つである立川市の熊野神社で必勝祈願を行いました。その時もすごく天気が良くて、雪のあとということもあって、凛とした空気の中、みんなで心ひとつにして必勝祈願を行いました。すごく良いスタートが切れたなと思います。ヴェルディを私が預かりまして、２シーズンが経ちました。先がどうなるかわからない状況でスタートしたわけですけど、なんとか少しぐらいの不測の事態には耐えられるぐらいのクラブになってきました。ここから私どもの真価が問われるところに入ってくるという風に思います。ここからスタートするんだなぁという気持ちでおります。
今回、三浦新監督を迎えて、新たなステージに入ります。そういう意味では、昨年いつもの年よりも少し早くシーズンが終了したっていうこともありまして、編成作業もすごく順調に、早い段階からスタートをきれて、非常に良いメンバー構成になったなと思っています。私は３月３日の開幕戦が楽しみで仕方がありません。きっと良いシーズになるんだろうなと、ワクワクした気持ちでこの場に立たせていただいています。
私どもヴェルディは、今年も地域とともに、サポーターの方々とともにヴェルディファミリー一丸となって、ただ1つの目標に向かって邁進したいという風に思っております。以上で私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました」

●三浦泰年監督コメント：
「こんにちは。お忙しい中、東京ヴェルディの新体制発表に来ていただきありがとうございます。このような席でみなさまご挨拶できることを非常に嬉しく思っております。もうすでに選手と共にトレーニングはスタートしていますけれども、しっかりした『昇格』という目標に向かって、選手としっかり価値観を合わせて、共感してしっかりした仕事をしていきたいなという風に思っております。で、クラブが世界に通用するグループになるために、しっかりした努力を我々がしていなかければいけないなという風に実感しております。
今日は本当にお忙しい中、こんなにたくさんの人が集まっていただき、私も、またここにいる選手たちも気持ちが引き締まる思いだと思います。みなさんの協力なくて目標は達成できないと思いますので、メディア、サポーター、または市民、たくさんの人と同じように共感し合って、クラブを支えてもらって、良いクラブに成長できればなと思っておりますので、ぜひご協力のほどをよろしくお願い致します」


●高原直泰選手：
「こんにちは。チームの目標はしっかりしているので、それを達成できるように、ひとつの歯車となって頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」

●佐藤優也選手：
「こんにちは。昇格のために頑張りたいと思います。よろしくお願いします」

●福井諒司選手：
「こんにちは。３年ぶりに戻ってこれて嬉しく思います。Ｊ１昇格とヴェルディのために責任をもってプレーしていくので、よろしくお願いします」

●常磐聡選手：
「こんにちは。ギラヴァンツ北九州から新加入しました常磐聡です。地元が八王子なので、一番近いクラブということで、そういったクラブでしっかり活躍できるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」

●鈴木惇選手：
「こんにちは。自分が持っている力のすべてをヴェルディのＪ１昇格のために出し切りたいと思います。よろしくお願いします」

●安田晃大選手：
「東京ヴェルディのために精一杯頑張るので、応援よろしくお願いします」

●金鐘必選手：
「こんにちは。金鐘必です。Ｊ１昇格目指して頑張ります。よろしくお願いします」

●石神直哉選手：
「こんにちは。石神です。Ｊ１昇格のために、シーズン通して良いとき悪いときあると思いますけど、ブレずに全力を出して、必ず昇格します。よろしくお願いします」

●ポープ　ウィリアム選手：
「こんにちは。1年目から試合に絡んでいけるよう頑張リますので、応援よろしくお願いします」

●吉野恭平選手：
「こんにちは。少しでも多く試合に出て、チームに貢献したいと思います。よろしくお願いします」

●楠美圭史選手：
「こんにちは。中学校の頃からお世話になっているこのクラブで、Ｊ１昇格するために力になれるように頑張ります。応援したください」

●前田直輝選手：
「こんにちは。前田です。小学校4年生からこのヴェルディに入って、味スタのピッチでサッカーをすることが夢だったので、それをたくさん、より多くプレーしてＪ1昇格の力になれたらなと思っています。頑張ります」

●安在和樹選手：
「こんにちは。安在です。ヴェルディのＪ１昇格に少しでも貢献できるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

●中島翔哉選手：
「こんにちは。プロなので勝ちを目指すのは当たり前だと思うので、その中で、見ている人が楽しんでもらえるようなプレーをみんなでしていくので、本当に応援お願いします」
＊井林章選手は、在学中の大学の試験のために欠席。


＜質疑応答＞
Ｑ：昨季、三浦監督が率いていた北九州と東京Ｖとの対戦、特に西が丘での試合では、東京Ｖが結果、内容とも完敗したゲームで、みんなよく覚えていると思います。あのサッカーを実現するまでに、監督の作るチームのキーワードなどがいくつかありましたら教えていただけますでしょうか。
三浦監督「以前私がやったサッカーをそういう風に思っていただけるのは大変嬉しいですが、ヴェルディでやるサッカーがあの時のサッカーとは違うと思いますし、より上のレベルを目指すのが私の仕事だと思っています。選手たちとしっかりまとまって、１日では自分が目指すサッカー、また選手たちがやりたいサッカーを手にすることはできないと思いますけど、１日１日コツコツと積み重ねて、周りの見てくれている人たちが感動するような、喜びを感じるような、また見に来たいと思うような、そして我々が持つヴェルディらしさというのを、みんなが「これなんだな」って思ってもらえるように。それは、以前ヴェルディが掴んだ成績や実績ではなく、新しいものを掴めればなという風に思っております。決してギラヴァンツ北九州でやっていたことが私の目標ではないということだけは伝えておかなければいけないと思います」

Ｑ：高原選手にお伺いします。新天地に東京Ｖを選んだ最大の理由と、初めてプレーするＪ２のイメージをお聞かせください。
高原選手「今までいろんな経験をしてきて、今この状況で、もちろん過去の自分が何をやってきたとか、そういうものでサッカーをするんじゃなくて、新しい何かをもっと自分で、そしてチームみんなで勝ち取りたい。そういう気持ちが強かったので。去年エスパルスから契約満了となって、海外からオファーありましたけど、自分としては海外でというよりは、国内で自分はやりたいという気持ちが強かったので、ギリギリまで国内でオファーを出してくれるチームを探してたんですけど、東京Ｖさんがオファーを出してくれたんで、非常に嬉しかったですし、このチームで新しいものを掴み取りたい。そういう気持ちが強かったですね。
Ｊ２は初めてのプレーになりますけど、とにかく自分らしいプレーを出すということが一番大事だと思いますし、それをチームのなかでどうやって生かせるのか。やっぱりサッカーは一人でではできないので、チームのみんなでしっかり戦った中で、自分の持ち味っていうものをしっかり出せるように、そういう準備をしていければなと思います」

以上