●行徳浩二監督（岐阜）：

「こんにちは。（神戸は）J１から降格してきたチームで、選手の質も非常に高くて、力の差はあるとことは始まる前から分かっていました。でも、その相手にどこまでできるかということで積極的に、怖れずにいこうということを選手に伝えました。ボールを回すということは、そんなに悪くなかったですけれど、前半のつまらない失点、そしてセットプレーからの2失点目というところで、ワンチャンス、ツーチャンスで点を取ることができるのは、やはり力があるなと思いました。また、我々のチームはまだまだ力が足りないとも思いました。
後半になって積極的に仕掛けにはいったのですが、ボールの取られ方が悪くて、スペースを空けてしまって使われるということと、やはり１対１の状況での差が出てしまったのかなと。１対１で剥がされて、次の選手が行く、ズレてズレて最後は余った選手が行くという状況での失点もあったのですけれど、粘り強くディフェンスをしなければいけない状況で、まぁサボってはいないのですけれど、力不足だなと思いました。今後も格上のチームとばかりやらなくてはいけなくて、あと40試合ありますけれど、下を見ていても仕方が無いので。ただ、ボールを回すという、テンポを上げることに関しては前節よりも格段にできたと思います。全て悪いというわけではなくて、次に向かってまた修正したい。次はホームなので応援してくれる方々に勝利をプレゼントしたいです」

Q:後半最初から清本拓己選手を入れましたが、その意図は？
「中盤の両サイドのところと、サイドバックのスペースがかなり空いていると思いまして、そこにはボールが入るので、そこからスピードアップしたいと。尾泉は左サイドで受けた時に球が蹴れるので、いいボールをそこから配球してくれたらと思っていたのですが、なかなか機能しないので清本を入れました。まぁ、スタイルが違って、清本は自分で仕掛けていくので、チャンスがうかがえればと思っていたんですけれど、まだ精度が低いので、突っかけて行って、潰されて取られて、フィジカルコンタクトに負けて、技術的に取られて、全員がまた戻らなければいけないという悪循環になりました。けれど、挑む姿勢はそんなに悪くないと思いますので、またこれからもトレーニングを積んでいってほしい。守るよりも攻めることを考えていましたので清本を入れました」

以上