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【J2:第7節 群馬 vs 千葉】レポート:群馬、数的不利に屈して痛恨の3連敗。数的優位の千葉はジャイール、ケンペスのゴールで今季初の2連勝!(13.04.08)

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一枚のレッドカードがすべてを変えてしまった。連敗脱出を狙って勢いもろとも千葉へとぶつかっていった群馬だが、決定的なシュートが2度もポストに阻まれるなど不運に泣き、逆に数的不利の状況下で千葉の底力に屈した。千葉が今季初の連勝で3位に浮上したのに対して、3連敗となった群馬は21位へと転落した。

群馬の左サイド、そして千葉の右サイドがゲームのフロントラインとなった。左MFにルーキー瀬川和樹、左シャドーに2年目のドリブラー横山翔平を配置した群馬は、千葉の右SB米倉恒貴の裏のスペースに照準を定めて攻撃を開始していく。千葉のプレスが弱かったこともあり群馬は中盤でボールを動かしサイドへと展開。前を向いてボールを受けた瀬川、横山の両レフティがアグレッシブに勝負を仕掛けていく。

群馬の最初のチャンスも左サイドからだった。22分、横山が得た左CKからトリックプレーを実行。中村英之のヘッドがポストを叩いたあとのこぼれ球を平繁龍一が詰めるが無念のオフサイド。群馬は後半開始直後にも青木孝太が放ったシュートがポストを弾いて、それを平繁がプッシュするも再びオフサイド。群馬は2度もポストに嫌われて先制のチャンスを逸してしまう。「良い時間帯にゴールが欲しかった」(平繁)。

そして痛恨のミスが群馬を襲う。判断ミスから中盤でボールを失うとケンペスにペナルティーエリア内までボールを運ばれる。カバーに入った乾大知が体を寄せていくが、そのプレーがファールと判断されて千葉にPKを献上。ケンペスのPKは一度ゴールネットを揺らすが、蹴り直しとなった二度目のキックがクロスバーを越えて群馬は命拾いする。「PKを外してくれたのでまだこっちに運があった」(北一真)。10人となった群馬は4−4−1へシステムを変えて千葉に応戦。だが、前半とは逆に左サイドの主導権を奪われて劣勢となる。

千葉は途中交代でサイドに入った田中佑昌と米倉がラインの裏を突いて群馬の守備を揺さぶると78分に群馬のサイドを大きくえぐっていく。兵働昭弘の好フィードを米倉がヘッドで折り返して最後はジャイールがヘッドでゴールへと送り込む。「サイドから良いボールが入ってきたので、うまく流し込むことができた」(ジャイール)。85分には、気落ちした群馬の左サイドを田中が崩してケンペスのゴールをアシスト。決定機を確実に決めた千葉が2−0で群馬を下した。

千葉は、群馬に押し込まれた前半こそ課題が残るが、厳しい時間帯を耐えて後半に勝負をつないだ。ケンペス、ジャイール、ナム スンウのプレッシングに甘さはあるが、それを補って余るほどの攻撃力と決定力を備えている。今節も前節に続いてのケンペス、ジャイールのアベックゴールで群馬を撃沈。6戦負けなしで3位へと躍り出た。「(群馬の分析から)背後への動き出しを指示した」という鈴木淳監督の采配も的確だった。

千葉相手にゲーム中盤まで互角以上の争いを演じた群馬だが、最後は地力の差を見せつけられて痛恨の3連敗となった。まだ7試合が終わっただけだが、21位という結果は、やはり心もとない。序盤の低迷は、集客面や営業面などで悪影響を及ぼすだけに、巻き返しが求められる。「3連敗でズルズル行くのではなく負の連鎖を断ち切ることが必要だ」(秋葉忠宏監督)。群馬にとって今は辛抱のとき、来るべく逆襲へ向けて力を蓄えなければならない。そのためには3連敗の悔しさをチーム全員が胸に刻み込む必要がある。

以上

2013.04.08 Reported by 伊藤寿学
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