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【ヤマザキナビスコカップ 大宮 vs 甲府】城福浩監督(甲府)記者会見コメント(13.04.10)

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●城福浩監督(甲府):
「今、非常に調子の良い大宮を分析すればするほどその理由が分かった。彼らの全員のハードワークと、攻撃の役割分担が明確で、この大宮を相手に勝点3を取るのは簡単ではないという覚悟を持って臨んだ。常に準備してくれている選手をピッチに送り出したので、メンバーは多少変わったが、彼らが強い気持ちを持って試合に臨んでくれたのは皆さんが見ての通りだと思う。最後に、平日のナイトゲームで甲府から応援に来てくれた皆さんと喜びあいながら帰れるというのは非常に良かったと思います」

Q:大卒ルーキー2人のパフォーマンスは?
「もちろん彼らがプレシーズンに頑張ったことで開幕のピッチに立てたという事実はある。ただ、Jリーグの中で実績を作って、5分で実績を作って10分に伸ばして、その10分が30分になり90分になったというわけではない。今のチーム状況でケガ人等もろもろのアクシデントでそういう状況になった。その中で頑張ってはいるが勝点という結果でなかなか表せなかった3月だった。その3月を経て、今度は若い選手がピッチに立つならば、結果を得ながらでないとプロの世界ではなかなか次はない、そう十分認識しながら今日はピッチに立ってくれたと思う。まして今日負ければヤマザキナビスコカップのグループリーグ突破の可能性はなくなるわけで、我々は他力とはいえ諦めていないし、その姿勢も含めて全員が諦めていないという気持ちを持ち、自分たちでポジションを勝ち取るという気持ちでピッチに立ってくれたと思う」

Q:前半の早い段階で河本(明人)選手と金子(昌広)選手のポジションを入れ替えた意図は?
「2人はもともとサイドも前もできると思っているが、クロスに対して誰が飛び込んで、前線の相手の最終ラインに誰が飛び出すのか、そういうところを明確にして試合に入った。その後は流れで、あるいは相手を見ながらどういうポジションがフィットするかというのはゲームの流れを見て決めた。どこにボールが収まったりとか、どこのほうが相手のプレッシャーが厳しいとかいうのを加味しながら2人のポジションを変えた」

Q:2得点した河本選手の持ち味をどう評価しているのかと、若手の意識変化や成長について。
「個人の評価はこの会見の場ではなるべく控えるようにしています。僕が求めるのは、とにかく若い選手というのは、ポジションは与えられて伸びるものではないと思っている。Jリーグで実績を持った選手が『絶対にポジションを渡さない』という中で、それでも奪い取ることで初めて若手は伸びる。では何をするかというと、練習の場で他の人以上に存在感を示し続けるしか、5分でも10分でもプレー機会を与えられないのが通常だと僕は思っている。そういう中で、彼らは恵まれたスタートだった。それは外国人だったり、主力と思われる選手のケガがプレシーズンにあったりして、そこで出て行った中で一所懸命やってはいるけど、やはり最後のゴール前のところでJ1は仕事をさせてくれないということを身にしみて感じたと思う。もちろん守備をしなければ試合に出られないが、ポジションの役割としては点に絡んでいくということを非常に強い意識で……、3月に結果が出なかったところは彼ら自身も責任を感じなければならないが、そういうものを感じながら練習もしていたと思う。僕らは練習でやったことしか試合で出せないと思っているので、彼らの練習の姿勢こそが今日の試合で少しは出たのかなと思います」

以上
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