今日の試合速報

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【ヤマザキナビスコカップ 川崎F vs 清水】風間八宏監督(川崎F)記者会見コメント(13.04.10)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
●風間八宏監督(川崎F):
「新しく使った選手もいましたが、チームとして勝つためにリズムが悪くても良くても、それぞれがそれぞれのことをしっかりやったと思います。ですが、残念ながら得点が入らなかったというところです。特に攻撃では、ここのところどうしてもすぐにサイドに逃げてしまうところがあったんですが、今日は中央から崩せるんだから崩そうということで、はじめからやって何回か決定的なチャンスを作れたことが、彼らの力が付いてきたのかなと。あとは単純な所というか、決定力に尽きると思います。非常に残念なゲームでした。内容は良かったと思います」

Q:大久保(嘉人)選手、中村(憲剛)選手を外した理由は?
「コンディションです。体に痛いところがあるので、消耗していてなかなかできない状態だったので。温存ではなくて、今の状態であれば今日のメンバーの方がいいということです」

Q:後半、小林(悠)選手を入れて劇的に攻撃が良くなりましたが、何が変わったのでしょうか。
「1つは中盤の大島(僚太)と、稲本(潤一)が非常に運動量がある。それから、一番前でどうしてもボールを相手に自由に蹴らせてしまうということがあったので、途中から2トップにしたんですが、相手がある程度こういう感じだなと見えてきたので、そこに入れました。悠は途中から入りましたので、守備もしますし動きの良さがある。彼はあとシュートを決めてくれれば、すごい選手になると思うんですが、動きの質が本当に高い選手で、ボールも持てるようになったので、そこのところでほとんどの中盤の選手が前向きにプレーできるようになった。それと同時に両サイドから中に崩していけるようになったというところだと思います」

Q:流れが悪い時に前と後ろが間延びしてしまっている傾向があると思いますが。
「もちろんあると思います。逆に言うと、完璧に90分の中で求めるよりも、悪い時間をできるだけ短くして、うまく自分たちが同じ距離でやることが大事だと思います。今日はそんなに長い時間ずっと続くことはなくて、何回か途切れて間延びしてしまって長いボールを、特にセカンドボールを拾えませんでしたから、ああいう時はなかなか前に出られなかったりするので、そこは選手同士で少しずつうまくなっていると思うんですが、言われるとおり、できるだけ短い時間にしたいと思っています」

Q:結果は同点でしたが、ゴトビ監督はペースは自分たちで川崎の情報は持っていたと。風間監督は清水に向けてどのような情報をお持ちだったのでしょうか?
「清水に向けてということはないんですが、それぞれに力があるチームですから、もちろん、いろんな意味で見てはいますが、選手にも情報はありますが、自分たちがどれくらいやるかで、相手が例えば攻撃としてサイドを使う。あるいはミドルシュートを打つということを、自分たちがボールを持つことで相手を下げることで、本当は常にですが対策をしたい。ですが自分たちがボールを無いときに今日もそんなに大きな問題は、1つ2つはありましたが、そんなに大きな問題はなかったと思います。自分たちは今日見てもわかると思いますが、ペースはどうかはわかりませんが、決定機はあったわけで、それを決めないと、試合は変わらないというところだと思います。そこを突き詰めていく。それからいつも言っている通り、我々の仕事はそのチャンスをもっと増やしていくというところだと思います」

Q:それは次戦の対戦相手のスカウティングをしていないという事なんでしょうか?
「していなかったらこうならない。セットプレーでもなんでも」

Q:しているということですか?
「そんなに重要ですか?」

Q:いえいえ。
「試合の内容は勝つために何をするかで、自分たちの中では、スカウティングが何割かということだと思います。一番大事なことは自分たちの技術。現に、後半に代えるようになりましたから、何が違うかというと、ボールをどれだけ自分たちが自由に持てるのかという事なので、そこの追求はまだまだしなければならない。そこに対して、重要ではないという事ではないですが、そんなに大きく取り上げることではないと思います」

Q:後半、選手交代から流れが変わりましたが、そこまでは清水の早い中盤の動きに後手になっていましたが、その間はどんなことを考えられていたんでしょうか?
「いくつかの原因はありましたが、さっき言ったとおりこれに慣れたいと、いうこと。新しい選手も出ていますから彼らを簡単に代えることは、ぼくはしたくなかった。それから前に前に、押し返すということもトレーニングの中でもできていますので、そういう意味ではそこは選手を信頼してやっていたということです。それからある程度、見えてきたところで選手を入れ替えたということですから、何か1つの、例えば5分悪かった10分悪かったということで、そう簡単に動かすというのは、特に今日のゲームはしたくなかったというのはあります。もちろん勝つのが全てですが、決してあそこで何かをやれるかということは思っていませんでした。そこの所は、現にあそこまできて最後は盛り返したんだと思います。やっぱりぼくはそこは選手を信用していますので、今日はよく若手が、若手だけではなかったですが、よくやってくれたと思います」

Q:向こうがゴール前がうまくなかったということで安心してたところはありますか?
「リスペクトしてますので、そんなふうには思っていません。怖い選手がたくさんいますので、全く思っていません」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2025/12/15(月) 00:00 ハイライト:FC大阪vs宮崎【J2昇格プレーオフ 決勝】