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【J2日記】松本:諏訪・茅野に吹く、松本山雅FCの風。(13.05.08)

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セレモニーで挨拶した反町康治監督。「茅野市からJリーガーを」との言葉には場内から拍手が。

アルティスタ東御との試合では、北井佑季選手も出場。そのドリブル突破でチャンスを創造していた。

茅野市運動公園陸上競技場には約1300名のファン・サポーターが詰めかけ、声援を送っていた。

旧聞となるが先月29日、茅野市運動公園陸上競技場のリニューアルのセレモニーが同所で開催された。前日に福岡の地で公式戦を戦った松本山雅FCも茅野市サッカー協会からゲストとして招待され、長野県東御市を拠点とするアルティスタ東御(北信越リーグ1部)と、地元茅野市を拠点とするFCアビエス(北信越リーグ2部)と、それぞれ35分×2本ずつの招待試合を行った。

先立って行われたオープニングセレモニーで挨拶に立った反町康治監督は、「昨日負けていれば、こんなに温かい拍手は貰えなかった」、「5月3日にも試合がありますので、是非アルウィンまで足をお運びください。……雪さえ降らなければ」といつもの名調子で場内の笑いを誘っていたが、「茅野市からJリーガーが誕生し、松本でプレーしてほしい」との言葉には、Jリーグ加盟後、長野県諏訪地方には初めての顔見せとなったクラブを一目見ようと集まった約1300名のファン・サポーターからは大きな拍手が送られた。
招待試合は前日の試合に出場していない選手が中心ながら、アルティスタ東御との対戦では、塩沢勝吾や北井佑季、多々良敦斗らお馴染みの選手たちも出場。その後のFCアビエス戦では地元長野県出身の宮下周歩や昨夏のインターハイ得点王に輝いた木部未嵐といった金の卵たちはもちろん、ユースアカデミーのU−18から岸野靖之監督が見守るなか6選手がトップチームの選手たちに混じって出場。熱い声援を送るサポーターの前で大いに存在をアピールした。

松本市から近距離の諏訪地方には多くのサポーターがいる関係もあり、クラブも諏訪という土地を重視している。長野県出身の選手を努めてマークしている反町監督も、常日頃からクラブの発展のためにはアカデミーの発展=選手を地域で賄う“地産地消”が不可欠と語っており、この5月からはクラブユースアカデミーの諏訪スクールが開校されるなど、その結びつきはこれまで以上に堅固となっていくだろう。
しかし、諏訪・茅野地方でこれまで以上にサッカーが盛り上がっていくためには、更なる環境の整備が必要と感じる。天然芝・人工芝のグラウンドの数は絶対的に不足しており、練習はもちろん試合も土のグラウンド。FCアビエスも茅野を本拠地としながら北信越リーグの公式戦はもっぱら松本などで開催しているのが現状だ。そのため茅野市サッカー協会は市に対して人工芝のサッカーグラウンドの建設を要望しており、この招待試合の前にはサッカー協会や有志の皆さんによる署名活動も行われていた。信州サッカーが盛り上がるためには、トップカテゴリーのクラブだけでなく、各地域各カテゴリーのクラブの存在も大切だ。松本山雅FCの存在がきっかけになり、諏訪・茅野にサッカーの風が新たに吹こうとしている。それもまた、地域密着を是としサッカー文化を育むためのJリーグクラブの重要な使命なのだろう。

以上

2013.05.07 Reported by 多岐太宿
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