2013ゴールデンウィーク真っ只中の5月4日(土)、政田サッカー場は、多くの家族連れで賑わっていました(写真1)。9日間で3連戦を戦う最初のゲームは、アウェイ・神戸戦。前半3点リードされる展開から、ラスト9分間に3点を返したゲームは、感動で激しく岡山のサポーターの心を揺さぶりました。千明聖典選手は、このゲームを「奇跡、でしょうか。わからないけど、諦めない気持ち、なんでしょうか。本音を言うと最後は、『マジ同点になった、あり得ないー』と思いました」。その5日後のGW2戦目は同期・栃木との対戦。後半41分に失点を許して敗れ、開幕から始まった今季岡山の無敗記録は「11」で止まりました。
選手たちの無敗記録への思いはどのようなものだったでしょうか。「ずっと負けずにきたことで、心のどこかに『負けないように試合しよう』という気持ちがみんな無意識のうちにあった、それが負けたことですっきりしたところがある。僕らはもっとチャレンジしないといけない」と話したのはMF田所諒選手。「記録を続けていくのは大切なことだと思っていたので、まだまだ僕らの成熟が足りないと思いました」(MF田中奏一選手)。
さて今季初黒星の翌日のトレーニングでは、2人組になってサッカーテニスをするメニューがありました。各コートで名プレー・珍プレーが続出し、時にアウトのラインを争う声が飛び、あちこちで弾けた笑い声が聞こえます。リーグ戦では耐え、忍ぶ時間も長く、各々のパフォーマンスを突き詰めていく作業が続きます。練習場でもここまで明るい、発散したような表情を見るのは、久しぶりのことだと感じました。そういえば岡山のスタッフは以前から、敗戦後の切り替えが上手です。
影山雅永監督は、このトレーニングメニューについて、「リカバーが出来て、勝ち負けが出るので気分的にリフレッシュにもなる」と話します。練習後は、訪れたファンにサインをしたり、撮影をしたりと交流の時間がいつもより長く(写真2・3)、快晴の政田サッカー場には、前日の今季初敗戦の色がまったく感じられませんでした。そして迎えたGW最終日の第13節山形戦。互いの良さを出し合うゲームは、MF田所諒選手の決勝点で岡山がものにしました。すがすがしい薫風の中で、岡山のリスタートが始まります。
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2013.05.07 Reported by 尾原千明
J’s GOALニュース
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GW中、多くの家族連れで賑わった政田サッカー場
ファンに囲まれ、サインをする影山雅永監督の後ろ姿
こちらは神戸戦で2ゴールを決めたFW久木田紳吾選手















