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【J2:第19節 岡山 vs 福岡】プレビュー:岡山と福岡、勝点差はわずか「1」。「奪って、前に運ぶ」ゲームを制して、順位を上げるのはどちらか。(13.06.15)

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岡山は前回のホーム戦、第16節・熊本戦(5月26日)に敗れてから1分1敗と、ここ3試合、結果が出せない状況にある。これは列強居並ぶJ2の激戦の中で、どのチームにも訪れる時期と言っていいだろう。この状況を1、2試合で終わらせることの出来るチームもあれば、長引かせるチームもある。影山雅永監督は、「この状況は今季では初めて。ここでいかにパワーを出せるか、我々の力が問われている。1試合1試合を大切に戦う姿勢はまったく変わらないが、そういう意味では山場だと思う」と話す。

今節は岡山にとって6月唯一のホームゲーム。迎える相手は、勝点差わずか「1」の福岡だ。福岡は4月、5月は1敗ずつしかしておらず、プシュニク監督の狙いを選手たちが十分に理解し、体現できるようになっていることを感じさせる。そのチームは、昨季とはまったく異なる印象で、前線からのハイプレッシャーと縦に攻める意識が明確なチームだ。毎試合の固定メンバーを作らず、フォーメーションも対戦相手や時間帯によってこまめに変更を加える。前線が1トップを置いた3枚になったり、トップ下を置いた4枚になったり、中盤も頭脳的守備を行うMF岡田隆と、攻撃センスの高いMF船山祐二がダブルボランチになったり、どちらかがアンカー的なワンボランチになったり、という具合だ。

前線は、福岡で9年目のエース・城後寿をはじめ、ここまで5ゴールと好調のFW石津大介、3ゴールのFW坂田大輔とFW西田剛ら経験豊富なプレーヤーに並んで、19歳のFW金森健志とMF三島勇太が遜色ない役割を果たす。互いの距離感を保ち、引きつけてスペースを作るなどの連係も完成度が高く、流動的で厚みのある攻撃を作り出している。また今季の福岡で、もっとも特徴的なスタイルはボールホルダーへのプレスが徹底されている点だ。影山監督はこう話す。「システムはまったく異なるが、ボールを取りたい、前に運びたい、それもしっかりとボールを動かしながら、という点ではお互いに似ているチームだと思う」。

前線から中盤にテクニックのある選手が揃った福岡に対し、岡山のDF竹田忠嗣、ボランチの千明聖典といった読みに定評のある選手の果たす役割は重要なポイントとなる。前節・栃木戦こそ無得点で終わったが、過去5試合で7得点と勢いのある福岡。しかし、プレスをかわしてボールを奪うことが出来れば、岡山の勝利の可能性は広がる。「昨年もこういう勝てない時期はあったが、今年は3戦だけにして次で食い止めたい。上に行くために」とボランチの仙石廉。また、岡山の左ワイド・田所諒は「スピーディないい試合になるんじゃないかと思う。ここで勝ってサポーターの信頼を取り戻したい」と話す。岡山のFW荒田智之、FW押谷祐樹と、福岡のMF岡田とは、磐田でともにプレーしている。どのように互いの裏をかくか、この点でも見応えのある面白い戦いになりそうだ。

以上

2013.06.14 Reported by 尾原千明
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