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【J1:第15節 湘南 vs 柏】プレビュー:およそ6週間ぶりのホームとなる湘南とアウェイ連戦の柏。勝点3の行方やいかに。(13.07.09)

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昨季の天皇杯3回戦の記憶が選手たちの脳裏に残っている。たとえば島村毅は、「レイソルは一人ひとりフィジカルが強いと感じました。最後は強さでねじ込まれた」と振り返る。

日立柏サッカー場に臨んだ湘南は、持ち前の攻撃的なディフェンスからリズムを手繰り寄せ、先制に成功した。2トップにアンカーを置いた湘南のフォーメーションに戸惑った様子の柏も、前半のうちに追いつくと後半はペースを握り返し、アディショナルタイムに決勝点を挙げて逆転で勝負を決めた。その後も順調に駒を進めた柏は天皇杯を制し、一方の湘南はJ1昇格を果たした。こと湘南にとってくだんの柏戦は、痺れるような昇格争いの渦中にあって、自分たちの本来をいま一度見つめ直すに大切なゲームだったに違いない。そうした足跡が今節に続いている。

中断期間、湘南はさらなる積み上げとしてあらためてフィジカルを鍛え、苦しい時間帯にも足を止めぬ心身を逞しくした。また、「みんながイメージを共有し、守備も攻撃も繋がりがよくなったと思います」と中川寛斗があるとき語ったように、コーチングとともに守備の連係を深め、練習試合を重ねるごとに攻撃の幅も増した。

リーグ再開初戦となった前節の仙台戦ではその成果の一端が表現されている。粘り強く守り、危険なシーンこそあったもののリーグ戦では今季初となる無失点ゲームを演じた。攻撃に転じれば速くボールを動かし、時にシンプルに繋いで素早くゴールに迫った。前半の終わり、またゲーム終盤には敵の間隙を突いて決定機もつくり出した。「ディフェンスラインを含めて90分間集中力を保った結果、0に抑えられたことは自信に繋がるし、ここから繋げていかなければいけない」鋭い反応とともに最後を守りきったGK安藤駿介は語る。勝点3には届かなかったが、これまでの終盤の失点数を思っても、意義深い勝点1に映る。

一方、AFCチャンピオンズリーグではクラブ史上初のベスト8進出を、ヤマザキナビスコカップもベスト4進出を決めている柏だが、リーグ戦では中断前を含め1分3敗と元気がない。前節はアウェイ新潟戦に臨み、2−3で黒星を喫した。先制されながらも工藤壮人のゴールで追いつき、終盤クレオが逆転弾を沈めるも、カウンターから再度逆転を許している。ラスト15分の失点数は気がかりなところだが、しかし湘南にとって前述の島村の印象どおり屈強な相手であることに疑いの余地はない。

「前の3人の関係性はよくなっていると感じますが、でももっとできる。前節は前としては点を取って勝ちたかった。つぎに繋げなければいけない」菊池大介はそう引き締め、GK安藤は「地道な作業ですが、もったいない失点を無くせば自ずと結果もついてくると思います。つぎのホームで勝点3を取れるように、いまはそこしか見ていません」と言葉を継いだ。前節同様、個々が攻守に繋がり合い、リーグ戦4試合ぶりの勝利に結びたい。長い笛が響くまで予断を許さぬ、タフなゲームの予感が漂う。

以上
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