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【J2日記】福岡:アウェイに行こう〜栃木編(13.07.10)

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栃木グリーンスタジアムへは、宇都宮駅東口から無料シャトルバスが運行されている。約30分。餃子の町らしく、餃子の店の前から出発する。

ダンマクを張って応援の準備をする福岡サポーター。完全アウェイであろうと、チームを支える想いは揺るぎない。

ピッチに登場してきた選手たちにコールを送る福岡サポーター。

青源の特製焼餃子。野菜多めのオーソドックスな味。

青源自慢のネギ味噌焼餃子。味噌で下味が付いており、タレに付けずに食べる。

是非、お勧めしたい「青源水餃子」。芳醇な味噌の味わいと、酸味が効いたスープが決め手。

「駅の市場」の中の「青源(あおげん)パセオ店」。宇都宮駅に併設されている「駅の市場」の中にある。

アウェイでの戦いはどこへ行っても難しいものだが、その中でも、特に強くアウェイ感を感じるスタジアムがいくつかある。栃木グリーンスタジアムは、その代表的なスタジアムのひとつだ。工業団地内にあるスタジアムは、試合開催日は世間から完全に遮断されており、宇都宮駅から無料シャトルバスに乗り込んだ時から、栃木サポーター以外に接することはなく、当然のように、その数の違いにアウェイ感が増していく。

また、見事な緑の芝に覆われた素晴らしいピッチと、程良い傾斜のスタジアムはサッカー観戦には最高の環境だが、真上から照りつける日差しの強さは、強い紫外線に慣れている福岡の人間さえも閉口させる。しかも、スタジアム以外のものが視界に入って来ない場所では、真正面に対峙する栃木サポーターの姿が強調され、ここがアウェイであることを改めて強く意識される。さらに、キックオフ前に始まる「栃木県民の歌」が、それを際立たせる。平均入場者数は4,894人。この日は3,429人。その数は決して多いとは言えないが、実際には、それ以上のサポーターが集まっているように感じられる。

それでも、ホームであろうが、アウェイであろうが、戦いである以上、目指すものは勝利だ。福岡サポーターの数は東京発着のバスツアー組を含めても100名程。状況は完全アウェイだが、戦う気持ちは劣ってはいない。コールリーダーの声に合わせて、力の限りに選手の背中に力を送る。特に、先発メンバーに名を連ねる金森健志、三島勇太の高卒ルーキー2人には大きな声援が送られる。そしてキックオフ。互いの誇りをかけた戦いが始まった。しかし、この日の福岡はリズムが悪い。中盤の3ボランチは栃木対策と思われるが連携は上手くいかず、持ち味の高い位置からのプレスが機能しない。そして結果は0−2。完敗だった。けれど、発展途上の福岡にとっては、勝利も、敗戦も、全ては成長への糧。それを証明するためにも、14日にレベルファイブスタジアムで行われる栃木戦では勝利でお返しをしたい。

さて、アウェイ旅は試合が主たる目的であることは言うまでもないが、試合が終われば気持ちを切り替えて、その地方を味わうのも楽しみのうち。そして、宇都宮と言えば餃子を食べずには帰れない。同じく餃子の町として知られる浜松に、2011年、2012年と2年連続で消費量日本一の座を奪われているが、それでも、餃子の町として知られる宇都宮らしく、町のいたる所に餃子のお店がある。どこへ行こうか悩むところだが、その中から、宇都宮駅に併設されている「駅の市場」の中の「青源(あおげん)パセオ店」の暖簾をくぐった。青源は、本来味噌を作っている会社だが、その味噌とのコラボレーションが人気のお店だ。

まずはオーソドックスに「特製焼餃子」(350円)から。味噌ダレで食べるところは、さすがに味噌を作っている会社。野菜多めのさっぱりした味が美味しい。そして「ネギ味噌焼餃子」(380円)。こちらはあらかじめ味噌味がついているもので、タレを付けずに、餃子の上にたっぷりと乗っかったネギと一緒に口の中に放り込む。特性餃子とは違って、味噌の味が引き立った濃厚な味わい。こちらも美味い。私の隣の席にいた中国からの観光客らしき若い女性2人もネギ味噌焼餃子を楽しんでいたが、その表情から、本場中国納得の味であることが分かる。

そして、私の一番のお勧めは「青源水餃子」(460円)。牛丼くらいの大きさの丼に注がれた味噌スープの中で、たっぷりの野菜と、大ぶりの餃子が5つ泳いでいる。まずはスープを味わう。蓮華で口の中に注げば、味噌の芳醇な香りと味わいが口の中いっぱいに広がり、その後を程良い酸味が追いかけてくる。その酸味に食欲を刺激されながら、次に口に運ぶのは野菜。音が聞こえるのではないかと思えるほどシャキシャキ感が残されていて野菜本来の旨味が味わえる。そして最後に大ぶりの餃子を味わう。焼餃子とは違ったツルリとした食感の皮が美味。その皮を破って現れる餡は、味噌スープをたっぷりと吸い込んでいて豊かな味わいが楽しめる。宇都宮へ足を運んだら、是非、味わってもらいたい餃子だ。

さて、アウェイ旅はまだまだ続く。次の町には、どんな楽しみが待っているのだろうか。

以上

2013.07.10 Reported by 中倉一志
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