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【J2日記】熊本:全国からの思いを、届けました(13.07.12)

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2人から寄付の目録を手渡し、市長からは感謝状が贈られた。

阿蘇市の佐藤義興市長と面会し、昨年の水害からの復興状況に耳を傾ける両選手。

ユーモアもまじえながら現況を説明した佐藤市長。

昨年の九州北部豪雨から丸1年となった7月11日、北嶋秀朗、南雄太両選手が、熊本県内でも大きな被害を受けた阿蘇市を訪れた。

目的は、2人が知人の協力を得て立ち上げたプロジェクト『NSPJ ―NORTH×SOUTH Produce by Jay shogo―』のTシャツ販売の収益の一部を、水害の復興支援に役立ててもらおうと寄付するため。両選手は色違いのTシャツを身につけ、阿蘇市の佐藤義興市長と面会。復興状況などを聞いたあと、目録を手渡した。

佐藤市長によれば、熊本と大分を結ぶJR豊肥本線は8月4日に開通する予定となっているものの、水田では土砂撤去作業が必要な場所が残っているほか、土砂崩れ等のあった治山工事に関してはまだ今年の梅雨対策のものにとどまり、本格工事には至っていないとのこと。「お2人の財産である人のつながりを生かしてもらい、大変ありがたい。賛同してくれた皆さんの思いに応えるためにも早く復興して、もっと安らぎや活力を与えられる場所になるよう、支援に役立てます」と話し、2人に感謝状を贈った。

今回の活動のそもそものきっかけは、昨年の水害の後、白川の氾濫で浸水被害のあった熊本市北区龍田の住宅地に選手・スタッフが出向き、汚泥のかき出しなどボランティア活動を行ったこと。
※昨年のボランティア活動については『J2白書 2012』に記載されております。

「そのあと2人で話をして、何か継続してできないか考えていたんです。自分たちの力だけで形にすることは難しかったけど、デザイナーさんにも協力してもらって形にすることができた。それに対して、多くの人が賛同して購入してくれたから、こうして届けることができたと思います」と南。特に2人とも以前は柏でプレーしていた縁もあり、後輩の選手たちが賛同してくれたことも、今回の寄付が実現した大きな要因だ。

「自分たちの思いを汲んで、他のチームの選手もさりげなくPRしてくれている。そういう気持ちや愛情が詰まったTシャツなので、賛同してくれた思いを大切にしたい。当初400枚を予定していたんですが、協力してくれた皆のおかげでその数はすぐにクリアして、今では1000枚ほど買っていただいているそうです」と北嶋。現在のアイテムはTシャツのみだが、「やっぱり時間が経てば記憶も風化してしまいがちなので、長く受け入れてもらったり、新しいアイテムを作ったりすることで、少しずつでも支援を続けていけたらと思う」と話した。

ところで阿蘇市の佐藤市長と言えば、ここ数年は成人式でAKB48の歌などを披露する様子が全国ネットのニュースでも放送されているユニークな方。そのこともあってか、クラブの状況などを説明する際に南から「試合前に市長も歌を」と打診する場面も。これが実現するかどうかはさておき、北嶋が話したように「阿蘇や熊本の人に元気を与えられるよう」、目前に迫ったゲームで結果を出したい。

以上

2013.07.12 Reported by 井芹貴志
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