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【J1:第18節 磐田 vs 浦和】レポート:両チームの日本代表組が活躍した熱戦は浦和に軍配。森脇の劇的な逆転弾で連敗ストップ。(13.08.01)

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「自分のゴールはたまたま。チームとして最後まで諦めず、勝利を目指して戦うという強い気持ちがあのゴールを生んでくれた」。
東アジアカップを戦った日本代表がエコパに集結し、ザッケローニ日本代表監督がスタンドから見つめた一戦。最後の最後に主役の座を奪ったのは浦和のお祭り男・森脇良太だった。

東アジアカップの日本代表組は、磐田は駒野友一、山田大記、浦和は槙野智章、森脇良太がそれぞれ先発出場。原口元気はベンチスタートとなった。前半は均衡した展開となった。シュート数は磐田が2本、浦和が1本と互いに大きなチャンスを作ることはできなかった。「非常にタフなゲームだった。お互いアグレッシブに行こうということで試合に入ったと思うけど、なかなか自分たちのリズムを作れず、我慢の展開が続いた。ただ、我慢していればチャンスは来ると思っていた」(森脇)。終盤までリードを許す展開となったのは浦和。一時は3連敗も脳裏を過ぎったが、最後まで諦めない姿勢が勝利を呼び込むことになる。

この試合、先にスコアを動かしたのはホームの磐田。64分、日本代表の駒野友一が疲れを感じさせない攻撃参加でチャンスを作る。敵陣右サイドからエリア内に侵入。最後は2列目・松浦拓弥のスルーパスを受け、右足で豪快にゴールネットを揺らした。磐田の背番号5にとってはこれが嬉しい今季リーグ戦初ゴール。「東アジアカップの韓国代表戦から中2日ですが、そんなことは言っていられないし、コンディションをしっかりと調整してこの試合を迎えようと思っていた」(同選手)。得点直後は弾ける笑顔を見せた。

1点を追いかける展開となった浦和は失点直後にマルシオ リシャルデスを前線へ投入。ペトロヴィッチ監督のこの采配が当たった。83分、敵陣左サイドで磐田・チョ ビョングクからボールを奪った槙野智章がクロス。これを逆サイドからしぼった平川忠亮が粘ってつなぐと、ボールはゴール前へ。「槙野が素晴らしいハードプレスからボールを奪い、クロスを上げてくれた。シュートとしては難しかったが、ボテついたボールが転がってきて、それを押し込んだだけ」(マルシオ リシャルデス)。こぼれ玉に上手く反応し、右足をコンパクトにスイング。ボールは磐田・川口能活の手の届かないコースへ転がり、1-1。

こうなると流れは浦和に傾く。劇的な逆転ゴールが生まれたのは90+3。柏木陽介の正確なミドルフィードを受けた槙野が敵陣左サイドの深い位置で起点を作り、横パス。これを受けたのは森脇。迷わず右足でミドルシュートを放つと、これがマッチアップした駒野に当たり、軌道を変えて磐田ゴールに吸い込まれた。5月の第13節・柏戦では得点したものの味方の祝福を得られず、一人で喜びを表現するという“珍事”が見られたが、この日ばかりは違った。「振り向いたら槙野が来てくれたので安心した。だれも来てなかったら寂しかったので(笑)」。また、「僕がサポーターの前に行って、まさかブーイングが起こるんじゃないかと心配した(笑)」(同選手)とのことだが、これも“杞憂”に。アウェイに詰めかけた浦和サポーターの大歓声を一身に浴びた。

試合後、ペトロヴィッチ監督は「引き分けが妥当な試合だった」と笑顔を見せず、「今後も上位で戦っていくためには多くのことを修正していかなければいけない」と話したが、優勝戦線に踏みとどまるためにはしぶとく勝点3を拾っていくことも必要なこと。順位は4位のままだが、首位・広島をピタリと追走。次節はその広島をホームに迎える。

一方、磐田は関塚隆監督が監督に就任していからリーグ5戦目にして初の黒星。指揮官は「非常にいい内容で90分過ぎまで戦いを挑めていた」としながらも、「結果は残念」と肩を落とした。湘南が勝利したため順位を一つ下げ、17位に。次節はホーム・名古屋戦。先月下旬に改修工事を完了させたヤマハスタジアムの“初陣”となるだけに、こちらも大きな一戦となる。

以上

2013.08.01 Reported by 南間健治
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