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【J2日記】愛媛:夢を与えるJ2経由の日本代表。(13.08.02)

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愛媛在籍時の齋藤学(現:横浜FM)

7月に韓国で開催されたEAFF東アジアカップ2013 決勝大会は、日本代表の初制覇という輝かしい成果とともに幕を下ろしました。特に今回の優勝はJリーグ組で構成された日本代表が勝ち取ったということもあって、普段は身近なところで応援しているJ1各クラブのサポーターの皆さんにとっても嬉しい結果となったことでしょう。

ただ、今回の日本代表選手たちはJ2を経験した選手も多く、J2を追いかけているサポーターの皆さんにとっても興味深い大会だったのではないでしょうか。3得点で大会得点王となった柿谷曜一朗は徳島でプレーしたこともあり、一昨年の四国ダービー(5/14@ニンスタ)で決勝点を決められたことを憶えている愛媛のサポーターも多いことでしょう。

しかしそれよりも、愛媛のサポーターとして少し誇らしかったのが高萩洋次郎と森脇良太、齋藤学という愛媛に在籍したことのある3選手が同時に日の丸を背負ったこと。今大会はターンオーバーのため3選手が同時にピッチに立つことはありませんでしたが、高萩と柿谷が、そして森脇と齋藤がサムライブルーのユニフォームを着て同じピッチでプレーする姿には感慨深いものがありました。

もちろん、愛媛の選手も刺激を受けている様子。横浜FMから齋藤の後を追うようにして愛媛にやってきた松本翔は「愛媛からA代表にいけるということはモチベーションになる。ここまでの半年は最初に思い描いていたものとは違うけど、残り半年で学君が愛媛で2年前に残したような結果を求めたい」と今後の巻き返しをアピール。横浜FMの先輩がステップアップしていく姿がカンフル剤となっている様子でした。

また、時の流れを感じるのが、石丸清隆監督が高萩や森脇と一緒にプレーしていたということ。愛媛のJ元年、2006シーズンに共に戦った石丸監督は「2人が他の選手と大きく違っていたのは謙虚さかな」と、彼らのサッカーに対する姿勢について言及。「彼らはサッカーと向き合って、なんでも吸収しようとしていた。サッカーに対して前向きで、うまくなりたいという気持ちを常に感じていました。上手くなる選手というのは、そういう人間性もあるのかな」と当時を振り返り、齋藤選手についても「僕は直接関わっていないけど、同じような性格だったとクラブの皆が言っています。そういう人間性があれば色んなことがつながってくるし、まわりに支えられて(成功につながる)。それはサッカー選手に限らないことかもしれませんね」と続け、さらに「愛媛にいた選手が高いステージにいくことは嬉しいこと」と、武者修行で愛媛にやってきた3選手の成功を喜んでいました。

こうして愛媛を経由して高みに上っていく選手がいることを歓迎する一方で、石丸監督が「将来は愛媛からそういう選手を出したい」と語る気持ちは愛媛FCに関わる全ての人が願う夢。今回の日本代表は、その夢が決して手の届かないところにあるのではないことを教えてくれました。もちろん、このことは愛媛だけでなく、今回の日本代表は同じような夢をJ2各クラブのサポーターに届けてくれたのではないでしょうか。

以上

2013.08.02 Reported by 近藤義博
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