福岡にとって重要な1か月間が始まる。前節の京都戦を含め、9月1日の千葉戦までの7試合で、上位5チーム(第25節終了時)と全て対戦。さらには、個の能力の高い東京V、現在4戦負けなしと好調の水戸との戦いが待ち受ける。「最も大切なことは、最終的に我々がどの位置にいるかということ」と話すマリヤン プシュニク監督だが、同時に「8月は我々にとってチャレンジの月」とも話す。
「東京V、G大阪、長崎、神戸、千葉と上位チームと対戦する1カ月は、今までとは違う1か月間になる。彼らの質は、J2の中では、ひとつ上のレベルにあるからだ。しっかりとした実力を身に付けている彼らとの対戦では、時には、我々が思うようなパフォーマンスを発揮できないこともあるだろう。だが臆する必要はどこにもない。前節の京都戦では敗れてしまったが、その差は決して大きなものではない」
戦いのスタイルは、もちろん、アグレッシブでスピーディなサッカー。福岡の持ち味である高い位置からのハイプレスと、奪ってから縦に早い攻撃で、上位陣に対して真っ向勝負を挑む。決して簡単な戦いではないが、自分たちのスタイルを貫く気持ちに迷いはない。
「もちろん、プレスがはまらない時だってある。0−2、0−3で敗れることだってあるかもしれない。それでも、我々は勝つために、このスタイルにトライしていかなければならない。プレッシャーが思うようにかからないのなら、どのように修正すれば、プレッシャーをかけられるのかを考えればいい。かからないからと言って、引いて守るという選択肢は我々にはない。1試合、2試合の結果で何かを変えるというような短期的な考え方ではなく、長いスパンでチームを捉え、どのようにすればいいかを考えることが大切なのであり、だからこそ、我々は、我々のやり方を変えることなく継続していく必要がある。その過程で何回転ぼうと、それは問題ではない。何回起き上がるのか。それこそが最も重要なことなのだ」
そのために必要なものは勇気。これも、ここまでに選手たちに徹底してきたことだ。
「アウェイでも勇敢に戦わなければいけないことは言うまでもない。そして、ホームの時は、さらに激しく、ライオンのように相手に襲いかからないといけない。対戦相手が福岡という場所に恐れをなすほど、我々は激しくプレーしないといけない」
結果にこだわり、だからこそ自分たちの戦い方にこだわり、それでいて目先の勝敗に一喜一憂せずに、自分たちをしっかりと見つめる。それが福岡の戦い方。その繰り返しの中でチームは成長してきた。これからの1か月間が厳しい戦いであることは間違いない。だが同時に、それは上位陣を倒すチャンスでもある。本当の勝負はここから。恐れずに前だけを見て戦いたい。
以上
2013.08.02 Reported by 中倉一志
J’s GOALニュース
一覧へ【J2日記】福岡:アグレッシブ。それこそが福岡スタイル。(13.08.02)
選手に指示を与えるプシュニク監督。その姿勢に妥協はない。
大きな声が雁の巣球技場に響き渡る。その声に強い意志がこもる。
誰が試合に出るのは分からない激しいトレーニングは開幕前と全く変わらない。















