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【J2:第27節 神戸 vs 栃木】プレビュー:“アクション”でホーム5連勝を狙う神戸。栃木は前節の試合中止が吉と出るか(13.08.04)

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「前回は悔しい追いつかれ方をしたからね。どんな試合になっても今度は勝点3を取りたい」。神戸の安達亮監督は、1点リードから試合終了間際に同点に追いつかれた前回のアウェイ栃木戦を受けてそう話す。途中から降り出した激しい雨の影響が多少はあったものの、栃木のクリスティアーノに決められた同点ミドルは非常に悔いが残る結果だった。

その試合が今季初出場だった徳重健太も「全体的なやり難さとかは感じなかったけれど、ちょっとしたところでの失点だった」と悔しさをにじませる。2ゴールを挙げた小川慶治朗にいたっては「同点に追いついて栃木の選手が喜んでいる顔が忘れられない。悔し過ぎました」と渋い表情を浮かべる。
結果は2−2のドローだが、安達監督や選手たちにとっては負けたような感覚。今度こそ…というリベンジの気持ちが神戸にはみなぎっている。

一方の栃木は、あの神戸戦のドローを引き金に、以降7試合で勝ち星が無い。悪い流れを作った元凶を断ち切る意味でも、2度目の神戸戦で勝点3を是が非でも奪いたいところだろう。そんな因縁含みのセカンドレグでポイントの一つになるのが、雷雨で流れた栃木の前節。2週間のインターバルで疲労が回復できた点は栃木にとって大きいが、逆に試合感や集中力という部分では不安も残る。前節の中止が吉と出るか、あるいは…。

神戸にとっても栃木の前節中止は多少なりとも影響があるだろう。安達監督が「(前々節の栃木vs熊本を踏まえて)4−2−3−1でやってくんのかなぁ」とつぶやくように、相手の出方がやや読み難い。従来4−4−2を採用するケースが多い栃木だけに、2週間前の熊本戦のフォーメーションが参考になるかどうかは微妙な感じだ。

それら色んなことを踏まえた上で、神戸側のキモになりそうなのが“アクション”である。今節に限ったことではないが、神戸のボランチ田中英雄はこう話す。
「リアクションのサッカーはできるけれど、自分たちから仕掛けるアクションの部分がまだまだ足りない。相手がどうこうも大事だけど、自分たち次第で試合が良くも悪くもなるんだから、常にそこは大事にしたい」。

前節の横浜FC戦は膠着状態が長く続いた。ポポの芸術的なFKで勝点3はつかんだものの、攻撃面での連動性では課題が残った。確かに田代有三の高さとキープ力、小川のスピード、マジーニョのドリブルなど個の能力は高いが、局面の打開が“個”に頼り過ぎている感は否めない。守備はいい、ポゼッションもできる、あとはチームでの崩しの方程式(=アクション)をもっと増やせれば盤石の状態になるかも知れない。

もちろん、G大阪を勝点1差で追う2位の神戸にとって取りこぼしは許されない。が、J1を見据えた中で“今日も神戸は個の力で勝った”という評価もそろそろ払拭したいところだ。

以上

2013.08.03 Reported by 白井邦彦
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