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【J2:第27節 千葉 vs 水戸】プレビュー:千葉にとっては正念場の一戦。攻守でハードワークが効いて好調な水戸に勝つには、前に向かって泥臭く戦う姿勢と球際の強さが必要。(13.08.04)

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クラブ記録更新となる7連勝達成が懸かった前節(第26節)では、やはりクラブ記録更新となる5連勝達成が懸かっていた徳島に1−2で敗れた千葉。前半はボールを保持できていたが相手にとって脅威となる攻撃を仕掛けられなかったこと、後半に守備面でミスが出たところを徳島のドウグラスに突かれたことが響いての敗戦だった。第25節終了時でJ11自動昇格圏にいる2位の神戸との勝点差が3にまで縮まっていた千葉にとっては、第26節で神戸が勝ったために神戸との勝点差が再び6に広がってしまったことが、新記録達成を逃したことよりも大きな痛手だった。

千葉と水戸の前回対戦は今季の第9節で、千葉は0−2で敗れている。水戸のロングボール主体の攻撃を受けてセカンドボールが拾えず、選手の距離間が悪かったために攻守の連動性を欠いて苦戦。全体的に攻撃で思い切りのよさを欠いてしまった中でも得点機は作ったが、精度が悪いためにクロスが水戸の選手に阻まれたり、味方の選手に合わなかったりと、最後のところでのプレーの質が課題として残った。そして、その攻撃面の課題は今の千葉にまだ残っている。前節ではパスを回してクロスからの攻撃に固執した感が否めず、ハイボールまたはグラウンダーのパスで相手の高いディフェンスラインの裏のスペースを狙った攻撃、相手の意表を突くようなミドルシュートなど大胆な攻撃が少なかった。

長崎と対戦した前節の水戸はこぼれ球に対する出足が鋭く、セカンドボールを拾いまくった。水戸の出足は攻守両面で鋭く、攻守の切り替えの早さや攻めにかかった時のスピードや迫力でも長崎を圧倒。それでも長崎の守備もあってなかなか得点まで結びつかなかったが、終盤に2試合連続得点の鈴木雄斗、そして鈴木隆行の連続ゴールで2−0の勝利を収めた。これで第23節群馬戦から3勝1分と好調で、この4試合での失点は2−2で引き分けた第25節鳥取戦の2点のみ。水戸の特長であるハードワークが攻守で効いている。

前回対戦時の水戸は鈴木隆がサブで、スタメン出場した三島康平のところにボールが収まるようになった後半に水戸が主導権を握り、三島が2ゴールを奪った。前節では鈴木隆がスタメン出場しており、千葉はポストプレーをする鈴木隆に入るボールにしっかりと対応したい。また、前節の水戸の2得点をお膳立てしたのはいずれも橋本晃司で、テクニックと視野の広さに優れ、精度の高い長短のパスで局面を打開できる橋本をいかに自由にプレーさせないかが千葉の守備のポイントの1つになりそうだ。

今節の千葉は前節の退場処分でセンターバックのキム ヒョヌンが出場停止。代わりに竹内彬がスタメンに入ることが濃厚だ。また、前節では負傷箇所の回復でサブに入った兵働昭弘が交代出場でこぼれ球を拾って一矢を報いるゴールを奪った。センターバックの一角のスタメン変更以外にもスタメンやベンチ入りの選手の入れ替わりがあるのか注目だ。

J2リーグ後半戦に入ると対戦相手に攻守を研究されて対応策を実施され、それを上回る成長をチームも選手個々も見せられずに失速してきた過去3シーズンと違う姿を見せられるのか。千葉にとっては今節が正念場となる。猛暑の中では戦況を理解した賢い戦い方が必要だが、勝つには局面でのハードワークが必要不可欠だ。水戸を相手に綺麗に勝てるわけなどなく、昨季のJ2リーグ第31節での対戦時のように攻守両面で前に向かって泥臭く戦う姿勢なくして勝てない。選手個々が球際で強く激しく戦えるか、そして試合前日の8月3日が31歳の誕生日のケンペスに第24節以来の得点が生まれるかにも注目したい。

以上


2013.08.03 Reported by 赤沼圭子
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