「福岡の児童施設の子供たちの未来へつながる活動を広げていきたい」。そんなキャッチフレーズのもと、堤俊輔が社会貢献活動を開始した。その名は「Tomoni Tunagu Mirai ttm project」。活動を開始した理由を堤は次のように話す。

「いま自分はアビスパ福岡でプレーしています。せっかく福岡にいるのだから、福岡という地域に対して何かできないかと考えていました。そんな時に知人から児童養護施設『福岡子供の家』の指導者の方を紹介していただいたんです。自分にとって、いい機会といい話でしたし、子供たちに夢を与える仕事であるプロスポーツ選手として、自分にも何かできるんじゃないかと思い、活動を開始しました」

７月１２日には大きなアビスパフラッグを持参で「福岡子供の家」を訪問。学校から帰って来た子供たちとサッカーを楽しみ、同14日の栃木戦、８月４日の東京Ｖ戦では子供たちをレベルファイブスタジアムに招待。東京Ｖ戦では「福岡子供の家」の子供たちが「燃えろ 19 堤俊輔」と書かれたてづくりの横断幕を掲げて堤に声援を送った。
「子供の家に行って一緒にサッカーをしたのですが、とても楽しい時間だったし、逆に自分が子供たちから元気をもらいました。横断幕は力強かったです」

また、活動の一環として、現在、チャリティＴシャツも制作中。「自分ひとりの力では何もできないので、アビスパのファン、サポーターの方たちにも協力してもらって、福岡子供の家に還元出来たらと思っています」と話す。Ｔシャツは間もなく完成予定。販売方法等の詳細については、ブログ「堤俊輔 １.２.３.アビスパー！」（URL:http://ameblo.jp/ttm0019/）で公開中だ。なお、ttm projectの活動の様子は、同ブログの他、ツイッタ―（@ttm0019）、facebookページ（https://www.facebook.com/ttm0019）でも紹介されている。

堤の笑顔とピッチの上で見せる素晴らしいプレーが、子供たちの笑顔と繋がり、それが未来へと広がっていく。まだスタートしたばかりのttm projectだが、やがて多くの人たちの間に広がっていくことを願ってやまない。

※なお、福岡のスポーツ情報をお伝えするUSTREAM「INSIDE FUKUOKA」では、ttm projectについて語る堤選手のインタビューを動画で配信する予定です。是非、ご覧下さい。

配信日：８月７日（水）20:00〜
視聴用URL：http://www.ustream.tv/channel/inside-fukuoka
７日以降もアーカイブ配信でご覧になれます。

以上

2013.08.07 Reported by 中倉一志