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【J1:第20節 広島 vs 磐田】試合終了後の各選手コメント(13.08.10)

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●佐藤寿人選手(広島)
Q:いい先制点でしたね。
「そうですね。でも、もっと早い時間帯に点がとれるシーンもいくつかあった。そこの精度がまだチームとしても足りなかったし、課題だと思います。もちろん、あの時間帯でとれたことはよかったですけど、その前にもう少し決められるようなシーンがあったわけですから。最後のパス、クロスの質はもっと高める必要があると思います。
あの場面では、(高萩)洋次郎がいい形で入ってきたので、僕は洋次郎のシュートを邪魔にしないように(笑)。そしたらボールがこぼれてきて、うまく反応できました。洋次郎もいい声をかけてくれましたし。一瞬、ボールを見失いそうになったんですけどね。とにかく、邪魔しないようにと思って、あまり動けなかったので(笑)」

Q:チョ ビョングクがずっと激しくアタックを仕掛けてきた。
「得点シーンでは、自分が前に入ろうとした時に、ボールではなくて、僕の身体にめがけてぶつかってきました。でも、そこでうまく、相手の前に入ることができた。
彼は仙台にいる頃から、ああいう形で対戦している相手です。削られるのは予想通りでしたね(苦笑)。でもその中でも、戦っていかなければいけないので。ただ、あの場面でうまくマークを外せたということが、結果的にゴールへとつながっている。いろんな形で自分をつぶしてくることはあると思うけど、その上をいかなければいけない。ファウル覚悟の激しさで潰しにくることもありますが、そこはうまくケガしないように。自分もうまくコンタクトを吸収しないといけない。もちろん、イラッとくることもあるけれど、それもサッカーの中では起こりうること。違う部分で上回ることができればと、常に思っていたい」

Q:後半、前になかなかボールを運べなかった。
「苦しい時間帯になっているのは、わかっていました。その中でも前に出て行く時に、なるべくボールを簡単に失わないようにと、思っていましたね。あとは守備時に、なるべく自分たちの前にボールがある状態で守備ができれば、そんなにやられることはない。自分たちのゴールを向いて守るようなことが多くなると、厳しくなる。自分たちの前で1度、ボールを下げさすような形にしたい、我慢強くやろうというのは、言っていた。
ただ失点した時は、すごくイージーでした。クロスに対してのマークがはっきりしなかった。前からボールを追っていた部分で、うまくはまらなかったということもあったけれど、人数は足りていた。ただ、クロスボールに対してマークがはっきりできなかった。運動量も落ちていたので、その甘さもあったと思う」

Q:交代直前、厳しく押し込まれる中、相手のファウルをとった。そのプレーには大拍手でした。
「でも、あれをクリアできていればよかったんですけど(笑)、右足だったのでクリアミスになって。でもその後、うまくセカンドボールに反応できました。苦しい時間帯が長かったですが、あそこまでいけば、ね。ソッコもいいゴールを決めてくれましたし、なんとかその1点をチーム全体で凌ぐこと。チャンスがあれば前に出て行けばいい。それは、割り切らなければいけない。身体を張るところは、身体を張るということ」

Q:次の試合に向けて。好調・名古屋が相手です。
「でもウチのキング(森崎和幸)が出場停止ですからね。ただ、名古屋もケネディや(中村)直志くんが、出場停止なんで。
とにかく、ウチにとって、一番代わりの利かない選手が出られないことは痛い。でも逆に、次もホームだし、なんとか踏ん張ることができれば。もう(森崎)カズはこの先、出場停止を食らうことはないと思うし、イエローを気にせずに戦える。今日は(岡本)トモが途中から出て頑張っていましたし、誰が出てもチームとして結果を出せるようにならないと。一番代えの利かない選手がいない中で、どう戦うのか。チームとしてやることは変わらない。とにかく次は難しい試合だけど、相手の連勝をしっかり止められるようにやっていく。ウチにはトモもいるし、トモがやってくれると思います。次こそ、トモがシュートを決める?はい、そう思います」

●ファン ソッコ選手(広島)
Q:持ち味が出たゴールでした。
「イメージトレーニングは、しっかりできていました。必ず結果を出してチームに貢献して、勝利できる働きをしたいと思っていました。それが現実になってよかったです」

Q:送り出される時の指示は。
「自分が左に入って、マッチアップする選手は何もやらせないこと。守備のバランスを整えること。自分が前に出る時は、持ち味を発揮して、必ずやってこいと。自信を持って送り出してくれました。自分も迷うことなくプレーできたと思います」

Q:今シーズンはケガをして出遅れてしまいましたが、メンタル面ではどう整えましたか。
「ケガで出られなかったことは自分の責任。それを取り返す上でも日々の練習、態度、私生活も含めて、すべて誠実に取り組んできました。チームがいい状態で、なかなかメンバーに入ることは難しいのですが、自分が出るからには、勝ち試合にもっていけるような働きをしたい。これからもその気持ちで、1日1日を大事に過ごしていきたいです」

Q:シュートを打って、弾道までイメージ通りでしたか。
「今までなら、ああいう場面でなかなかフィニッシュまでいけませんでした。だから、必ずシュートを枠に飛ばしていきたいと思っていたんです。すべてイメージとおり。ワンタッチでいいコントロールができて、相手が寄せてきても関係なく、本当にイメージ通りでした」

Q:キャリアの中でも記憶に残るようなシュート。
「自分はDFだし、ゴールすることはなかなか難しいことだと思っています。このシュートを自分のベスト5に入れたいと思います(笑)」

Q:左サイドでは、同じ韓国人選手のパク・ヒョンジンも活躍しています。悔しい思いもあったと思いますが。
「ヒョンジンが出るから、自分が出ないからと言って、不平不満を言うことは全くありません。それは、彼も同じことだと思います。僕たちはプロフェッショナル。適材適所を監督が判断して、試合の流れや時間帯をみながら、バランスをみながら選手を投入しています。監督が「出ろ」と言われれば、その役割を遂行するのが自分の役目。集中してやるだけです」

Q:今日の試合でまた自信をつけたのでは?
「そうですね。2点目のゴールですし、本当に素晴らしいことだと思っています」

Q:この1年間の過ごし方について。
「ケガをしないこと。試合に出れば、守備も攻撃も自分の持ち味を出すこと。それができれば、道は開けてくると思っています。それを信じてやっていきたいです」

Q:サイドとストッパー、どちらがやりやすいか。
「自分はDFですし、機を見て上がる方を選びたいと思います(笑)」

●千葉和彦選手(広島)
Q:J1通算200試合出場を果たしましたね。
「いやあ、勝てたからよかったです。でも、まだ200試合なんで。まだまだ、これからだと思います」

Q:失点のところについて。
「ちょっと、前がかりになっていたというか、そこをうまくかわされてしまいました。後ろ向きで守備せざるを得なくなったところで、そこの対応がまずかったと思います」

Q:ファン ソッコのゴールの後、寝ころんでましたね。
「はい。疲れたので(笑)。すんげぇ、疲れたので(笑)。パフォーマンスではないです。寝ていただけです(笑)。(清水)航平が来ていた?でも、寝ていたのでわからなかった(笑)」

Q:磐田の最後の攻撃は凄かった。
「そうですね。少しラインも上げきれず、押し込まれる展開が続きました。なんとかギリギリのところで踏ん張って、という形で。もう少し、余裕のある守備がしたかったんですけどね。でも気候とか、みんなのコンディションの部分とかあると思うし、それで勝ちきれたことはよかった。勝てばそこをポジティブにとらえて、進んでいけることができるので」

●駒野友一選手(磐田)
Q:ボールを持っている時間は、長かったと思うが。
「前半は自分たちの方がカウンターを仕掛ける形になっていましたが、失点シーンはボールの失い方が悪かった。後半も自分たちが主導権を握って得点はとりましたが、そこで粘りきることができなかった。それが、今の失点が生まれる原因になっているのかなと思います」

Q:キャプテンマークを巻いていましたね。
「特に意識することはなかった。流れを変えたかったですけど、勝つことができなかったので、残念です。(キャプテンを)言われたのは試合前。今週、監督と話をする機会もありましたけど」

Q:3連敗です。
「いい時はいいんですけど、耐えるべき時に失点をしてしまっている。失点シーンを、もう少ししっかりと反省しなければ、もったいない試合をこれからも続ける可能性もある。これからは下位チームと当たるので、勝点をしっかりとって上にいきたい」

Q:メンタル的な部分で、粘りが足りないということ?
「攻められてしまうと、今はどうしても失点が怖くなる。そういう気持ちになってしまう。自分たちは守備的ではなく、攻撃的なチーム。攻撃でリズムをつくって、高い位置でサッカーをすることが、ストロングポイント。そういうサッカーを90分やればできると思うし、相手よりも走りきることはできるとも、思っています」

●金園英学選手(磐田)
Q:先発について。
「戦術的なことでの判断だと思います。まだ実力でどうこう、ということではない。次はどうなるか、控えかもしれませんし、それはわからない。ただ、ゴールがとれるという感覚はあるのでそこを大事にして、勝点につなげられるようにしたいですね」

Q:今日も得点しました。
「だけど、前半はシュートがないですから」

Q:守備で頑張っていた。
「0−0で前半が終わっていたら、もっとよかったんですけどね、ゲームプラン的にも。前半は守備ばかりで、攻撃がなかった。もう少し、気の利いた守備を僕ができれば、もっと攻撃に迫力が出て、相手にもイヤな感じを与えられたと思うんですけど。無駄に走って、ガチャガチャとなってしまいました」

Q:ゴールはスーパーシュート。
「でも、他のシュートが入らない。ああいうのが入らないのが、力のなさでしょう」

以上
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