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【J2日記】福岡:夏だ!祭りだ!アビスパだ!(13.08.16)

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まずは子ども神輿で子どもたちと一緒にお祭り会場に入場。

見よう見まねで盆踊りに挑戦。サッカーとは勝手が違って、動きがどこかぎこちない。

子ども神輿を一緒に担いだ子どもたちと記念撮影。

イケメンの2人は香椎浜校区婦人会の方たちにも大人気。

ビンゴ大会の抽選を担当した2人。短い時間だったが香椎浜校区の人たちと思い切り夏祭りを楽しんだ。

夏と言えばお祭り。まだ子どもだった頃、堂々と夜遅くまで外にいられることが、少し大人の世界を垣間見るようで、ワクワク、ドキドキしながら楽しみにしていたのを思い出す。福岡の期待の若手としてプレーする金森健志もお祭り好きの1人。「中学、高校の時は、友人と一緒に大濠のお祭りや、香椎のお祭りとか、いろんなお祭りに行っていました。暑いのは苦手なんですけれども、あの賑わっている雰囲気が大好きなんです」と話す。そして8月の福岡は夏祭りの最盛期。地域との密着を目指す福岡は、各校区ごとのお祭りへ選手が参加して、地域の人たちとともに夏のひと時を楽しんでいる。

去る3日には、福岡市東区「照葉校区夏祭り」に水谷雄一と木原正和が参加。福岡市早良区「飯倉校区夏祭り」では、山口和樹がステージの上でダンスチームとともに華麗な(?)ダンスを披露した。そして、アビスパ福岡本社から徒歩10分程のところにある香椎浜小学校で行われた福岡市東区「香椎浜校区夏祭り」には、金森健志と金城クリストファー達樹が参加して夏祭りを盛り上げた。

2人が会場に姿を現すと「あっ!アビスパの選手だ」との声が上がる。普段はスタンドからしか見られない選手に身近で接することが出来ることや、試合や練習で見せる険しい表情とは違った普段着の表情に、子どもたちをはじめ、大人たちまで大喜び。「頑張って下さい」「握手して下さい」と、あちこちから声がかかり、金森とクリスは、1人、1人に丁寧に笑顔で応えていく。

そして、まずは「子ども神輿」に参加。手作りの神輿を子どもたちと一緒にかついで会場を練り歩く。次は夏祭りの定番の「盆踊り」。サッカーとは勝手が違うのか、ぎこちない動作で踊る2人。その2人をリードするかのように、香椎浜校区婦人会のベテランが美しい所作で盆踊りを踊る。そのあとの時間は、地域の人たちと積極的に触れ合う時間。記念撮影やサインに応じ、そして気さくな表情で会話を楽しむ。

「中学校になってからは親元を離れてJFAアカデミー福島へ行っていたので、僕にとっては、お祭りと帰省は同じもので、地元の仲間たちと会う機会でした。沖縄ではお祭りと言えばエイサーですが、僕が住んでいた地区はエイサーが最も盛んなところで、小学生の頃は僕も熱心にやっていました」と、お祭りの想い出を話してくれたのはクリス。そんな頃を思い出したのか、この日も最後まで笑顔だった。

最後はビンゴゲームの抽選を担当した2人。いきなり「当たりは10345番で〜す」と金森が大ボケをかませば、クリスは自分の番号である17を一発で引き当てるなど、会場は大盛り上がり。そして「昇格するためには、皆さんの応援が必要です。皆さんの応援を背に、来年はJ1で活躍できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」とクリスが挨拶。金森は「会場では、いろんな方から声をかけていただいて嬉しかったし、地域の皆さんから応援されていることを改めて感じました。その恩返しに試合で点を取って活躍したいです」と話した。

時間にして40分余りの参加だったが、香椎浜校区の人たちも、金森とクリスの2人も楽しい時間を過ごした夏祭り。そして、ともに元気を分けあった夏祭りだった。

以上

2013.08.16 Reported by 中倉一志
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