●ペトロヴィッチ監督(浦和):
「1週間で3試合、暑い中で戦った両チームの選手たちに労いの言葉をかけたい。非常にハードなゲームだった。内容はあまりいいサッカーではなかったかもしれないが、両チームともハードに、ベストを尽くした締まったゲームだったと思います。最後まで勝敗がどちらに転ぶか分からないゲームだったが、ホームで素晴らしいサポーターの前で戦えたことは我々にとってアドバンテージだった。特に最後の15分、非常に苦しいなかで選手たちを後押ししてくれて、ともに戦ってくれたファン、サポーターに感謝したい。
夏場の戦いで気温が高く、連戦で我々のサッカーにとっては厳しいものだったが、7試合で5勝2敗という結果を残せたことはよしとしたい。浦和の選手にとっては毎試合、プレッシャーのある厳しいゲームになるが、水曜日のゲームを落として選手たちにはプレッシャーがかかっていたが、選手たちはそのプレッシャーをはねのけてくれた。来シーズン、香川と長友が浦和にくれば、十分にプレッシャーをはねのけていけるかもしれないが」
Q:選手たちの勝利に対する意欲をどのように感じた?
「勝ちたい気持ちが前面に表れたゲームだった。0−3で敗れた前節、我々はほとんど何もできない状況のなかで何もできないまま負けた。そのゲームから中2日でほぼ時間もないなか、選手たちは勝ちたい気持ちを持ってゲームに入り、何人か選手は披露している状況だったし、ハーフタイムで吐き気をもよおして交代しなければいけない状況のなかで、非常に厳しいゲームだったけど、選手はどうしても勝ちたいという気持ちを強く持って試合に臨んだと思う」
Q:マルシオがスタメンで原口がベンチだったが?
「日本はデータを重視する特殊な国で、選手もスタートから出ることを重要視する。ヨーロッパであれば、20人のトッププレーヤーが1軍にいる。マルシオは古巣ということもあって、モチベーションが高かったし、(原口)元気は後半から出て、相手が疲れて、スペースの空いたところを突くことを考えていた」
Q:9/7(土)ヤマザキナビスコカップの川崎F戦は監督との相性がよくない相手だといわれているが?
「その通り、相性のよくない相手だと思う。川崎Fとの準決勝はリーグ戦とは違って、2試合の結果をもって決まるゲーム。秘策はないけど、ファイナルに残りたいという強い気持ちと、考えを持ってやっていきたいです」
以上













