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【J1:第27節 C大阪 vs 磐田】プレビュー:『10ポイント差』の目標に向けて、絶対に勝利が欲しいC大阪と磐田が、金鳥スタで激突!(13.09.27)

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悲願の初タイトルを目指すも、ここ5試合で5連続引き分け。首位横浜FMとの勝点差が今季最大の『10』に広がってしまった5位C大阪。目標であるJ1制覇に向けて、とにかく欲しいのは勝点3だ。一方の17位磐田も、C大阪同様、ここ5試合で稼いだ勝点は5ポイントのみ。そして、J1残留争いを繰り広げるなか、15位甲府との差が『10』に開いて、苦況を強いられている。どちらも、目標に向かって絶対に負けられないだけでなく、なんとしても勝利を積み重ねなければいけない、残り8試合。その思いを形にすべく、C大阪と磐田が、この第27節、互いの求めるポジションへの挑戦権をかけて、キンチョウスタジアムで激突する。

リーグ最少失点(24)の守備力を持ちながらも、逆に持ち味とした攻撃力が影をひそめ、この5試合では2点以上が取れず。前節も、過密日程が続く柏に対して勝ちきれず、1-1の引き分けに終わったC大阪。それでも、前々節の横浜FM戦とは違い、柏戦では「後ろで自分たちが引くような感じではなかったし、失点はしたが、それ以外ではそんなに悪くはなかったと思う」と、C大阪の6番、山口螢は前向きに捉える。実際に、特に後半は柿谷曜一朗、杉本健勇の2トップを軸に、連動したアグレッシブなサッカーを展開。あわや勝ち越しかというチャンスも作っていた。

それだけに、今回は、レヴィークルピ監督も「手応えを感じている」という生え抜きの8番、20番コンビを軸に、序盤から攻勢をかけていきたいところ。「前に入って曜一朗くんと2トップをやれれば、やれる自信はありますし、2人で崩すくらいの気持ちでしっかりやっていきたい」という杉本の言葉が具現化できるかが、C大阪反攻の鍵となる。

一方の磐田は、関塚隆監督就任直後の試合でも好ゲームを見せたC大阪との一戦で、終盤戦への活路を開いていきたいところ。こちらは、得点数こそ、C大阪の38にせまる35としているが、失点数ではC大阪の倍近い44。前節も鹿島に3失点を喫するなど、ほとんどの負け試合では複数失点しているだけに、藤田義明も試合後に「課題はやはり失点のところ」と述べていたように、C大阪とは対照的にいかに守備で踏ん張れるか、相手にゴールを許さないかというところがポイントになりそうだ。

C大阪にとっては、昨年経験した残留争いの渦中にいるチームとの対戦。それだけに、「もちろん、やりにくさはあるかもしれないが、ただ、相手のホームで対戦したときも、強かったし、あまり下位争いをしているチームには見えなかった。自分としては、残留争いをしているチームとは見ていないし、(磐田は)強いという意識を持って、今回もやっていく」と山口は、磐田をリスペクト。実際に第14節の試合では、南野拓実のゴールで先手を取りながら、あっという間に逆転を許し、何とかエジノの同点弾で試合を振り出しに戻したが、磐田の底力を見せつけらた。それだけに、細心の注意を持って、桜色のチームは前田遼一、駒野友一、伊野波雅彦、山田大記ら日本代表戦士たちを多数擁するサックスブルーに挑む。

C大阪がJ1に復帰した2010年以降の対戦成績はC大阪の4勝1分2敗。キンチョウスタジアムではC大阪が2勝1敗とリードするも、どの試合も双方2点以上を取り合う乱打戦となっている。果たして、今回はC大阪が上位へ食い込むための勝利をホームで手に入れるのか。磐田が生き残りのための1勝をもぎとるのか。C大阪としては前節復帰した丸橋祐介だけでなく、南野も戦線に戻ってくるという明るい話題も出てきたが、彼ら若き力が新たな息吹を送り込みたいところ。芝も張り替えられたキンチョウスタジアムで、桜色に染まった『圧力鍋』と称されるC大阪の聖地で、互いのプライドをかけて、熱戦が繰り広げられるのは間違いない。

以上

2013.09.27 Reported by 前田敏勝
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