いよいよ2013年J2リーグも残すところ2節となった。岐阜にとって、ホーム最終戦となる今節。この試合で勝利をすれば、J2残留が決まる。苦しいシーズンだったが、来季、J2リーグで浮上できるように、この試合は選手、スタッフ、サポーターが一丸となって勝ちに行かないといけない。
前節の愛媛戦は、後半投入されたばかりのFWバージェが、1-1で迎えた62分で退場。残り28分を10人で戦う羽目になったが、身体を張ったディフェンスで勝点1をもぎ取った。この気迫をこの試合でしっかりと見せないといけない。
さらにこの試合はもう一つ重要な意味を持つ。それはキャプテンの服部年宏が今季を持って現役を引退。かつて磐田で黄金時代を築き、日本代表としても活躍した40歳の偉大なるベテランが、岐阜にやってきたのは昨季のこと。チームの精神的支柱として、昨季は42試合にフル出場するなど、大車輪の活躍を見せた。今季もボランチとしてチームにとって欠かせない存在である、日本サッカー界の功労者が、自身のキャリアのピリオドを岐阜で迎えることを選択した。札幌戦が彼にとって岐阜でのラストゲームとなり、この試合後に引退セレモニーが組まれており、勝利&J2残留を持って、服部の退路に花を添えなければならない。
負けられないのは札幌も同じだ。現在、2連勝中の札幌は、7位につけており、プレーオフ出場圏内の6位・徳島とは、勝点差3。プレーオフに進出するためには、絶対に勝たなければいけない状況にある。この試合、FW前田俊介が出場停止だが、チーム最多の15得点を決めているFW内村圭宏が出場停止明けで出場できる。クイックネスとスペースワークのうまいアタッカーだけに、岐阜は彼を警戒しないといけない。いかにCBとボランチの連携で挟み込んでボールを奪ったり、パスを遮断することが出来るか。ここはやはりベテラン服部の働きが重要になって来るだろう。
そして、守ってばかりでは勝点3は取れない。奪ったボールをシンプルに前線に預けて、そこからワイドの攻撃力を生かせるか。重要なカギを握るのが中村祐輝とスティッペのツートップだ。彼らがどれだけ前線の高い位置でボールをキープして、岐阜の攻撃回数を増やすことが出来るか。前節の愛媛戦で、同点PKを獲得したDF杉山新とMF染矢一樹の右サイドのホットラインの働きにも期待したい。
J1昇格に向けて、J2残留に向けて。両チームともに生き残りをかけて、勝たなければならない重要な一戦。意地と意地がぶつかり合うことはもちろんのこと、岐阜はサッカー界に大きな功績を残した、偉大なるベテランの門出のためにも、全力で勝利を掴みに行く。
以上
2013.11.16 Reported by 安藤隆人
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