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【J2:第41節 千葉 vs 栃木】プレビュー:J1昇格プレーオフ進出をかけた直接対決の一戦。千葉は攻撃陣が絶好調な栃木のパスの出所を潰し、栃木のプレスをかわして攻めたい。(13.11.17)

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千葉は4位で迎えた前節(第40節)では攻守ともにいいところがほとんどなく、千葉とは勝点差1で5位の長崎に0−2の完敗を喫した。5位に落ちて迎える今節だが、前節終了時で7位の札幌と8位の松本はともに千葉とは勝点差4の勝点60。連敗中の苦しい状況下ではあるが、千葉は今節で勝てば自力でJ1昇格プレーオフ進出を決めることができる。

ただし、千葉はシュートがわずか5本だった前節、シュート7本だった前々節(第39節)と連続で無得点。攻撃力不足の打開を図るため、11月15日の紅白戦では第34節以来スタメンから外れていた伊藤大介が主力組に入ることもあり、中盤は選手の配置の違いも含め複数の選手の組み合わせを試した。それでも決定機を多くは作れず、見ていて気持ちのよかった主力組の得点シーンは以前に守備を崩しきれない時にミドルシュートを打つ重要性を話していた兵働昭弘のミドルシュートによるゴール。前節は長崎の前線からの激しいプレッシャーに苦しんだが、栃木も前線からプレスを仕掛けてボール奪取を狙うだけに、そのプレスをかいくぐるようにダイレクトを多用してパスを回したい。また、栃木が前がかりに守るのであれば、ディフェンスラインの背後にはスペースができるはず。そのスペースを時にはロングパスをうまく使って突き、シュートまで持ち込みたい。

松田浩前監督に代わって松本育夫監督が就任してからの栃木は、第39節で長崎に0−2で敗れるまで5勝1分。北九州と対戦した前節は近藤祐介の見事なシュートによる2得点、DFと競り合いながらも確実にシュートを決めたクリスティアーノの得点で一時は3−0とリードした。その後はCKとFKからいずれも北九州の前田和哉にヘディングシュートを決められて追い上げられるが、3−2で逃げ切ってJ1昇格プレーオフ進出の望みをつないだ。それでも勝点59で9位の栃木は6位の徳島とは勝点差4、今節で直接対決の5位の千葉とは勝点差5。栃木は今節で敗れるか引き分けでも、徳島が引き分けもしくは勝利ならば、J1昇格プレーオフ進出の可能性はゼロになってしまう。

必勝態勢でフクアリに乗り込んでくる栃木は、松本育夫監督就任後の8試合は4得点が3試合で、引き分けた第35節・松本戦もスコアが2−2と攻撃陣が非常に好調だ。その8試合ではサビアとクリスティアーノがいずれも7得点だが、ボランチのパウリーニョが相手ボールを奪っていい形で攻撃を組み立てるパスを出し、起点になっているのが効いている。スピーディーにフィニッシュまで持ち込むカウンター攻撃は千葉には脅威だ。

千葉の山口智は「そういうキーポイントがあるので、チームとしてどこを抑えたら自分たちが楽なのか、極端な話を言えばどっちにボールを出したら守りやすいのか、どういうボールの持たせ方をすればこっちが守備をはめやすいかというところまで考えないといけない。ただ相手に寄せるとか、ただ守るというのではなく、もっと緻密にやらないと自分たちが苦労すると思います。それは簡単ではないと思いますけど」と話した。栃木の前線にいいパスが出ないように中盤からディフェンスラインのパスの出所をどれだけ抑えられるかがカギとなる。山口智は紅白戦のハーフタイムにはケンペスと、全体練習終了後には鈴木淳監督と守備の前線からの追い込み方について話してすり合わせていたが、それが実践できるかが勝敗の分かれ目になりそうだ。前回対戦(第3節)はスコアレスドローだったが、シュート数は千葉の8本に対して栃木は19本で、千葉の守備陣の奮闘もあったものの栃木の決定力不足に救われた。今節では攻守ともに相手選手との勝負では気持ちはとにかく逃げることなく負けずに、実際のプレーでは時には激しく競り合い、時には相手の勢いをうまくいなしてかわすなど臨機応変に柔軟さを見せて戦いたい。ホーム最終戦の今節は今季限りで現役を引退する櫛野亮の挨拶もある。是非とも勝利で飾ってほしい。

以上

2013.11.16 Reported by 赤沼圭子
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