●北嶋秀朗選手(熊本):
「今日の試合に限っては、我を出してでも自分が決めてチームを勝たせるんだという気持ちが17年のどの試合より強かったんですけど、味方が見えるとパスしちゃうのはしょうがないのかなと(笑)。試合中に『なんで今パスしたんだろうな』と思いながらプレーしてました。十分な時間を与えてもらったと思ってますし、そこで結果を出すか出さないかだったと思うので、点を取れれば持ってるし、取れなければ持ってないなと思ってて。持ってないなということで、だから引退するんだなということだと思います」
Q:チームメイトが39番の入ったリストバンドをつけてプレーしました。その思いについては?
「リストバンドって、違和感を感じる人には違和感になるので、嫌だなと思ってる人もいたかもしれないんですけど(笑)、それでもそうやって試合に出てくれてる姿を見て嬉しかったですし、自分が出たときも点を取らせようという雰囲気を感じられたことはすごくありがたかったです」
Q:セレモニーの感想は?
「あんなビデオを作ってくれて、どこからあんな写真(子ども時代の写真など)を手に入れたんだろうと思いましたけど、そういうのも含めて、会社の人たちが愛情たっぷりのセレモニーをしてくれて、感謝の気持ちでいっぱいですし、サポーターも多くの方が残ってくれて最後まで声をかけてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。嫁さんに最後、花束持って出て来てよって言ったんですけど、『最後まで私は黒子でいたい』っていうポリシーがあるらしくて、『最初にスパイクを履かせてくれたお母さんとお父さんに、スパイクを脱ぐ時も見てもらえば』っていう嫁さんの計らいで、両親が花束贈呈に来てくれたのも、いろんな人の愛が入っているセレモニーだなと思いました」
Q:もう1試合、アウェイでの神戸戦があります。どんな準備をして臨みますか。
「やっぱり何も変わらないですよね、全部が終わって終わるので、次の試合のことを考えると、ポジション争いに勝って試合に出る、目指す所はそこだけです。今までそういうスタンスでやってきたし、それが自分の生き様なので、最後までポジション争いにギラギラして、出られなかったらムカついてるぐらいの感情をグラウンドで出していけるように、頑張っていきたいと思います」
●仲間隼斗選手(熊本):
「前半から飛ばしていこうという意思疎通はできていたので、その通りにできたと思いますけど、あとは得点だけだったので、取りたかったです。守備は皆できていたし、最後の崩しとか、少なくはないと思うので、あとはどれだけ確実な所へ持っていけるかとか、そういうのが足りなかったなと思います。出入りもそうですし、個人技での突破もあっていいと思うし。前半はイケイケで視野が狭くなったところもあるんですけど、後半はチェンジサイドもできるようになって、修正できたことは良かった部分かなと思います」
●南雄太選手(熊本):
「頑張ったと思うんですけど、頑張るだけじゃ勝てないし、今年1年抱えてることがそのまま形になってしまって、いい試合をしても勝てない、最終的に失点して負けるっていう、ここまで続いてきたことが最後でも出てしまったし、いい時間帯とか自分たちのいい流れでなかなか得点できないんで、そこが変わっていかないと上位に行くのは難しいと思います。後ろも耐えなきゃいけないし、この試合なら0-0か1-0で勝てるように変わっていかないと、僅差の試合をものにできないのがこのチームの弱さだと思うので、答えは1つでなくて様々な要素があると思うんですけど、全体としてもうひと皮、ふた皮むけないと、昇格争いすることもまだまだ難しいかなと感じます。攻撃もまだ怖さが無いと思うんですよね、決定力、崩し、クロスの精度もそうですけど、押し込んでも決定的なチャンスになってないことが多いので、もうちょっとチャンスを確実に決められるようにならないと、そんなにどこも差はないので、取っていかないとこうなってしまう。勝負強いと思われるチームになっていかないといけないし、それは練習からの1つ1つのプレーに対するこだわりとか、意識だと思います」
●小野瀬康介選手(横浜FC):
「シュートを打った感覚はないんですけど、トラップがよくてシュートを打てるところにおけたので、思いきりうちました。守備に回る時間が長かったんですけど、その中でもチーム皆で耐えたのでワンチャンス来たのかなと思います。全体的にはイージーなミスが多くて攻撃がちょっと遅れたりする回数が多かったと思います。最後、出られるかどうか分かりませんけど、来週もしっかりトレーニングして、チーム一丸となって勝てるように頑張りたいと思います」
●渡辺匠選手(横浜FC):
「熊本がホーム最終戦ということでかなり勢い持ってくるというのは試合前から分かっていたことですし、熊本だけでなくてサッカー界の偉大な先輩である北嶋さんが引退するということで、それだけでも選手だけでなくて環境全てがテンションの高いゲームになると監督からも言われていて、それは覚悟して、神経を張り巡らせてやらなきゃいけないゲームだなと思ってました。最後の最後で身体を張って止めれていたので、そこは実行できたかなと。熊本も後ろ3枚でポゼッションしてくるのはスカウティングでもあったし、勢いもあるから耐えなきゃ行けない時間帯があるなと思っていて、立ち上がりはそれが顕著に出ていたと思うんですけど、GKとDFラインとボランチの所ではそれはやらせないという認識でした。だからそんなにやられたとは感じなかったので、要点はしっかり抑えられたゲームかなと思います。自分たちは昇格も降格も無いですけど、この1勝で自分たちの価値を上げるゲームにしたいと思って毎週やってますし、相手がこういう雰囲気だからこちらのテンションも上がりましたし、自分たちにとっても、いい舞台でやらせてもらって良かったなと思います」
以上















