リーグ戦序盤を1勝1敗としたC大阪と清水が、第3節、ヤンマースタジアム長居にて顔を合わせる。過去の対戦成績は、15勝6分け11敗と勝ち越しているC大阪。2010年度J1第29節以来、清水戦は7試合連続負けなしであり、ホーム戦でも4連勝中と、最近の相性はいい。それだけに、ACLを含めたホーム公式戦では2連敗中のC大阪としては、このデータも味方に、何としてもホームのサポーターと勝利の喜びを分かち合いたいところだ。
リーグ戦とACLとの過密日程の最中にあるC大阪。直近の山東魯能戦から中3日で、今節の一戦に臨む。その山東戦では、元ブラジル代表FWバグネル ラブをはじめとする外国籍選手の個人技に圧倒されたのをはじめ、相手の激しいプレスにもミスを連発。「戦うところの気持ちでも相手に負けてしまっていた。観に来てもらった人たちに対しても、すごく申し訳ない」と山口蛍も振り返るような、何とも悔しい結果に終わっただけに、間隔が短いなかでの立て直しがどこまでできているかが、この試合の趨勢にも大きく影響するだろう。
「(山東戦では)情けない試合をしてしまったので、この清水戦で結果を残さなければダメ。ただ、前の試合のことを引きずっていてもしょうがない。しっかりと切り替えて、チームとしていい結果を残せるようにしたい」と杉本健勇も強い意気込みを示すように、桜色の戦士たちは、リーグ戦からの再起に燃えている。「(山東戦では)何もできなかったのが悔しかった。サッカー以前に、戦う気持ちで、相手のほうが上だった。そういうことは、勝負事では、今後絶対にあってはならないこと」と南野拓実も言うように、球際の激しさ、1対1での勝負というところで、山東戦の教訓も踏まえて、いかに互角以上の成果を出せるかというのも、勝敗に直結する大きな部分。あとは、ホームでの連戦を続けられているアドバンテージも活かして、ランコ ポポヴィッチ監督が求める魅力的なサッカーをどこまで追求できるかも、見どころの1つだ。
一方の清水は、開幕戦で名古屋に敵地で3−2と競り勝ったあと、ホーム初戦の第2節では横浜FMに0−1と惜敗。序盤の失点を、最後まで取り戻すことはできなかった。しかも、その試合でボランチの杉山浩太が2枚のイエローカードにより、退場処分となり、今節は出場停止を余儀なくされる。ただし、新加入DFヤコヴィッチが先発フル出場。「彼のパフォーマンスはまだベストではなかったかもしれないが、悪くはなかった」とアフシン ゴトビ監督も言うように、今後の起用のメドが立ったのは明るい材料。あとは、杉山不在のなか、本田拓也など、経験豊富な選手の先発も見込まれるだろうが、アフシン ゴトビ監督がどういう陣容を組んでくるのかも注目だ。
フォルラン、柿谷曜一朗、南野らのいるC大阪。ノヴァコヴィッチや大前元紀、高木俊幸といった面々が顔を並べる清水。どちらも攻撃の爆発力はあるだけに、見応えのある試合が長居で展開されるだろう。C大阪が山東戦の屈辱を払拭するためにも、清水が連敗を食い止めるためにも、どちらが戦う気持ちを全面に出せるかが、試合の大きな鍵になることは間違いない。
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