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[ 2005 ゆく年くる年:ガンバ大阪 ] 大晦日の万博記念競技場
リーグ序盤戦の苦しみも、終盤の苦しみも、そしてナビスコカップ準優勝の屈辱も、すべては『初優勝』で吹き飛んだといってもいいだろう。選手もスタッフも、フロントも、チーム全員が一丸となり「あと一歩で手が届く」と言われ続けながらも乗り越えられなかった壁を、打ち破って勝ち取った悲願の『タイトル』。その栄冠は、常に「あと一歩、何かが足りない」と言われ続けてきたチームに、選手個々に大きな自信を与えるものとなった。
決して楽な道のりではなかった。優勝候補に挙げられながらも、開幕の大宮戦でまさかの黒星発進。しかも、開幕5試合は1勝3分1敗と勝ちあぐねる試合が続いた。そのG大阪が本当の意味で波に乗れたのは『HOT6!』と言われた7月の連戦。「この6試合で首位に立てれば、タイトルが見えてくる」とは、HOT6!を戦う前の西野監督の言葉だが、実際5勝1分という爆発的な勢いで戦い抜き、2位の座に躍り出る。以降、19節・新潟戦での負けを挟んだものの勢いは止まらず。22節の東京V戦での勝利で鹿島をおしのけ、とうとう首位に立った。
だが、そこからの戦いは困難を極めることに。首位の座こそ譲らなかったものの、下位に低迷していた柏に敗れたり、今季初の連敗を喫したり。さらには、最終節を前に33節の千葉戦での敗戦により首位陥落という試練を突き付けられたが、最終節・川崎F戦で、再び今季のG大阪を象徴する『攻撃力』を示した戦いを展開。4-2と圧勝して、最終節を引き分けたC大阪を押し退け、最後の最後で首位の座を取り戻して初優勝を飾った。
とはいうものの、これもG大阪にとって通過点の1つ。『タイトル』という喜びの大きさを味わったからこそ、選手たちの胸には、新たに『タイトルを獲り続けるチームに』との野望が宿っている。だからこそ、来季はチャンピオンチームとしての誇りをしっかりと抱いた、より熱く激しいG大阪を楽しめるはずだ。(text by 高村美砂)2005年12月31日(土)
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