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[ 2005 ゆく年くる年:セレッソ大阪 ] 大晦日の長居スタジアム
「日々進化」をスローガンにスタートした2005年。当初の目標は「中位以上、できれば賞金圏内である7位を目指したい」というものだった。リーグ最終戦までJ1残留が決まらなかった2004年を受け、ハードルはやや低めに設定されたのである。
が、結果はどうだろう。記録を見ると、リーグ5位、ナビスコカップは史上初の予選リーグ突破(準々決勝進出)、天皇杯ではベスト4。チーム史上最高の成績と言える。そして、その内容においても、大きな進歩があった。長年の課題であったディフェンス面が修正され、失点は大幅に減った。シーズン後半からは尻上がりに調子がよくなり、公式戦20試合連続無敗の記録も作った。今季加わったブラジル人選手がチームにフィット。ベテランと中堅がともに頑張りを見せ、さらにはルーキーの台頭もあった。チーム力は格段にアップしたといえる。リーグ最終節はロスタイム直前の失点でドローに終わり、タイトルこそ逃したが、終盤の快進撃は観る者を熱くした。最後の一歩を詰め切れなかった悔しさは、必ずや今後の糧になるはずだ。
天皇杯準決勝で清水に敗れ、C大阪の2005シーズンは終了した。若手選手が急成長中の清水に押し切られての終戦に、来季への課題が透けて見える。新加入選手として、早くも8人ものルーキーの名前が発表されている。「世代交代元年」---C大阪にとっての2006年はそんなシーズンになりそうだ。高い能力を有する若い選手をどう育て、Jリーグのピッチに送り出すのか、さらにベテランとの融合は? そして今季届かなかった「頂点」への再チャレンジ…すべては再び小林伸二監督の手腕にゆだねられることになる。(text by 横井素子)2005年12月31日(土)
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