明治安田生命Ｊ２リーグは21日に第5節の11試合が行われ、前節まで首位の水戸が大分に敗れ今季初黒星。京都に勝利した岡山が、代わって首位に浮上した。
アウェイで大分と対戦した水戸は開始10分に先制点を奪われると、24分にも失点。29分に宮本 拓弥が1点を返したものの、後半にも1点を追加され1-3と完敗を喫した。京都の本拠地に乗り込んだ岡山は49分に生まれた濱田 水輝のゴールを守り抜き、1-0で勝利。無敗を守り順位表のトップに躍り出ている。
前節、連勝がストップした山口は小野瀬 康介、山下 敬大のゴールで2点をリードしながら、終盤にマラニョンに2点を奪われ、2-2で金沢と引き分けた。ホームで大宮と対戦した熊本は1点ビハインドで迎えた47分に皆川 佑介のゴールで追いつくと、85分に安 柄俊が決勝弾。鮮やかな逆転劇で、3勝目を挙げた。横浜FCは中里 崇宏のゴールなどで前半のうちに3点のリードを奪う。終盤に2点を失いヒヤリとさせられたものの、3-2で山形を下している。
ゴールラッシュを見せたのはホームで讃岐と対戦した千葉。19分に高木 利弥のゴールで先制すると、後半には清武 功暉、船山 貴之のゴールなどで5点を追加。讃岐の反撃を1点に抑え、6-1で今季初勝利を挙げた。アウェイで新潟と対戦した愛媛は0-0で迎えた86分に丹羽 詩温が値千金の決勝ゴール。1-0で新潟を下し、こちらも今季初勝利を挙げている。甲府vs徳島は84分のオウンゴールが決勝点となり、アウェイの徳島が1-0で競り勝った。
岐阜と栃木の一戦は両者譲らず1-1の引き分けに。東京Ｖvs福岡は、69分にカルロス マルティネスのゴールでホームチームが先制するも、終了間際にエウレーのゴールで追いついた福岡が、アウェイで勝点1を手にしている。ホームに松本を迎えた町田は、藤井 航大と平戸 太貴のゴールで2-1と勝利。今季無敗で2位に浮上した。一方敗れた松本は、今季のＪ２で唯一勝利のないチームとなっている。
■試合データ
熊本vs大宮
山形vs横浜FC
千葉vs讃岐
甲府vs徳島
岐阜vs栃木
大分vs水戸
京都vs岡山
山口vs金沢
新潟vs愛媛
東京Ｖvs福岡
町田vs松本
