明治安田生命Ｊ２リーグは16日に第41節が開催され、町田を下した柏がＪ１昇格を決めた。
アウェイで町田と対戦した柏は、開始2分に瀬川 祐輔のゴールで先制すると、5分にはクリスティアーノが追加点をマーク。59分にも再びクリスティアーノが決めて、3－0と快勝を収めた。勝点を81に伸ばした柏は、1試合を残して今季のＪ２リーグ優勝を達成。1年でのＪ１復帰を成し遂げている。
アウェイで岡山と対戦した横浜FCは、24分に生まれた松尾 佑介のゴールを守り抜き、1-0で勝利。4連勝で2位の座を守った。ホームに新潟を迎えた大宮は、62分に先制点を許すも、88分に大前 元紀のゴールで追いつき、1-1で引き分けた。
山口の本拠地に乗り込んだ山形は、2点を先行される苦しい展開も、山岸 祐也がハットトリックを達成する活躍を見せ、3-2と逆転勝利。徳島は杉本 竜士と河田 篤秀のゴールで、2-1と東京Ｖを下し、5位に順位を上げている。
アウェイで岐阜と対戦した甲府は、ピーター ウタカの2ゴールなどで3-1と快勝。勝点を68に伸ばし、6位に浮上した。一方敗れた岐阜は今季の最下位が決定し、Ｊ３への降格が確定した。京都は仙頭 啓矢のゴールで千葉を下し、7位に浮上。鹿児島に0-1で敗れた水戸は、8位に順位を下げている。
栃木は23分に生まれた乾 大知のゴールを守り抜き、1-0で長崎を撃破。琉球は1-1で迎えた89分に河合 秀人が決勝点を奪い、2-1と愛媛に逆転勝利を収めた。アウェイで福岡と対戦した金沢は金子 昌広と山根 永遠のゴールで、2-0と快勝を収めている。
今節を終えた結果、柏の優勝＆昇格が決定。残り1枠となった自動昇格争いは、2位の横浜FCと大宮の一騎打ちに。プレーオフ出場争いは、横浜FCもしくは大宮が1枠を確定させ、残り3枠は4位の山形から9位の岡山までの6チームによって争われることとなる。
残留争いは岐阜の降格が確定し、21位は町田、鹿児島、栃木の3チームに可能性が残されている。
■試合データ
山口vs山形
福岡vs金沢
大宮vs新潟
町田vs柏
岐阜vs甲府
京都vs千葉
岡山vs横浜FC
愛媛vs琉球
長崎vs栃木
東京Ｖvs徳島
鹿児島vs水戸
