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2020年5月18日(月) 16:00

圧倒的な力を示したスター軍団が初代王者に輝く!【Jリーグヒストリー:1993年】

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圧倒的な力を示したスター軍団が初代王者に輝く!【Jリーグヒストリー:1993年】
シーズン通算20ゴールを挙げ、チャンピオンシップでも活躍した三浦 知良は、文句なしでこの年のMVPを受賞

今季で28年目のシーズンを迎えたJリーグ。これまでに延べ27の優勝チームが存在し、それぞれが王者にふさわしいパフォーマンスを見せてきた。

悲願の初優勝、圧巻の完全制覇、奇跡の逆転優勝……。それぞれのシーズンには、シナリオでは描き切れないほどの歓喜のドラマが生まれている。果たして彼らはどのような戦いを見せて頂点にたどり着いたのか。王者が歩んだ道のりを、1993年からシーズンごとに振り返っていく。

記念すべき初代王者に輝いたのはヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)だった。

日本中の注目を集め、国立競技場で行われた開幕戦ではマイヤーのゴールで先制しながら、横浜Mに逆転負け。2節の市原(現千葉)にも1-2で敗れ、連敗スタートとなった。それでも三浦 知良、ラモス 瑠偉、柱谷 哲二ら日本代表選手を数多く揃えるスター軍団は、3節の広島戦で初勝利を挙げると、次第に勢いに乗っていく。サントリーシリーズの終盤には5連勝を達成するなど、前年のナビスコカップを制した実力を証明した。しかしジーコを擁する鹿島の勢いには及ばず、サントリーシリーズでは2位に甘んじた。

それでも反攻を期したNICOSシリーズで、V川崎は異次元の強さを示すこととなる。開幕節の横浜M戦こそ敗れたものの、2節からは6連勝を達成。大きかったのはNICOSシリーズから加入したビスマルクの存在だ。正確な技術を備えるブラジル出身のアタッカーは、卓越したパスワークと決定力を示し、V川崎の攻撃力をさらに引き上げた。9節の浦和戦では6-0と圧巻のゴールラッシュも実現している。

この年はワールドカップアジア最終予選開催のため2か月間の中断期間を挟んだものの、中断明け後もV川崎の勢いは衰えなかった。日本代表から戻った選手たちも“ドーハの悲劇”のダメージを感じさせずハイパフォーマンスを示し、中断明け後の9試合では怒涛の9連勝を達成。圧倒的な強さでNICOSシリーズを制している。

年明けに開催された鹿島とのサントリーチャンピオンシップでも、V川崎は貫禄を示した。第1戦を三浦とビスマルクのゴールで2-0とモノにすると、第2戦では先制されながらも三浦のゴールで追いつき、1-1の引き分けに。2戦合計3-1とし、栄えあるJリーグの初代王者に輝いた。

シーズン通算20ゴールを挙げ、チャンピオンシップでも活躍した三浦が、文句なしでこの年のMVPを受賞。この三浦を含め、ラモス、柱谷、ペレイラの4人がベストイレブンに選出された。またチームを率いた松木 安太郎監督が、36歳の若さで初代優勝監督となっているのも特筆すべき事項だろう。

フォトギャラリー)
https://www.jleague.jp/photogallery/g2032/

■1993年V川崎の主なメンバー
GK
菊池 新吉
藤川 孝幸
DF
都並 敏史
石川 康
加藤 久
ペレイラ
中村 忠
河本 充弘
ロッサム
MF
柱谷 哲二
戸塚 哲也
北澤 豪
ビスマルク
菊原 志郎
永井 秀樹
ハンセン
ラモス 瑠偉
FW
武田 修宏
三浦 知良
藤吉 信次
マイヤー

1993年シーズンのV川崎のメンバーはこちら

 

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