明治安田生命J3リーグは12日に第20節の6試合が行われた。
首位の山口は長野に逆転勝利し首位を独走。相模原はJ-22に競り負けて3位に後退。町田は琉球に完封勝利で順位を一気に2位まで上げている。
首位と3位の直接対決となった山口と長野の一戦は、最後の最後に劇的なドラマが待っていた。前半はスコアレスだったが、63分、66分に長野の小山内 貴哉、山田 晃平が立て続けに得点を挙げて長野に2点リードを許す。しかし72分に山口は福満 隆貴が1点を返すと、91分にはオウンゴールを誘発、そして終了間際の95分、エースの岸田 和人が劇的な逆転ゴールを挙げて3-2。山口が首位の力を見せつける結果となった。
2位の相模原は85分に大森 啓生が同点ゴールを挙げるも、直後87分、J-22の中島 賢星に勝ち越しゴールを許して痛恨の敗戦を喫した。その相模原と入れ替わって2位に浮上したのは町田。ホームで琉球に2-0と勝利した。
その他、最下位のYS横浜は鳥取に1-0で勝利。盛岡と藤枝の一戦は、2-0で藤枝が勝利。富山はアウェイで秋田と1-1で引き分けた。