明治安田生命Ｊ３リーグは11日に第5節の5試合が行われ、岩手が八戸を下して首位の座をキープした。
アウェイで八戸と対戦した岩手は、スコアレスで迎えた後半立ち上がりの49分に有永 一生が均衡を破ると、その3分後にはモレラトが追加点を奪取。さらに81分には加々美 登生がダメを押し、3-0と快勝を収めた。岩手は開幕からの無敗を維持し、勝点を11に伸ばしている。
讃岐の本拠地に乗り込んだ富山は12分に先手を奪われるも、椎名 伸志の2ゴールで前半のうちに逆転に成功。87分に同点とされたが、90+1分に林堂 眞が決勝弾を叩き込み、3-2と打ち合いを制した。富山は3試合ぶりの勝利で2位に順位を上げている。ホームに鳥取を迎えた宮崎は、14分に梅田 魁人のゴールで先制すると、22分には藤岡 浩介が追加点を奪取。後半に1点を返されたものの2-1で逃げ切り、3連勝を達成した。
アウェイで福島と対戦した熊本は、28分に先制点を奪われるも、71分に上村 周平のゴールで追いつくと、後半アディショナルタイムに岩下 航が決勝ゴールをマーク。劇的な展開で逆転勝利を収めた。YS横浜vs鹿児島は、両者決め手を欠き、スコアレスドローに終わっている。なお予定されていた岐阜vs沼津は、新型コロナウイルス感染症の影響で、中止となっている。
■試合データ
八戸vs岩手
福島vs熊本
YS横浜vs鹿児島
讃岐vs富山
宮崎vs鳥取
