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2022年4月28日(木) 14:20

坪井 慶介の視点:まるでポンテのようだったシャルクの一撃。今大会初出場の西川も期待に応えるプレーを見せてくれた【ACL 浦和vsセーラーズ】

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坪井 慶介の視点:まるでポンテのようだったシャルクの一撃。今大会初出場の西川も期待に応えるプレーを見せてくれた【ACL 浦和vsセーラーズ】
今回のライオン・シティ・セーラーズ戦では6ゴールを奪い、5選手がいろいろな形から決めてくれました

激闘が繰り広げられるAFCチャンピオンズリーグ。グループステージ突破を狙うJリーグ勢はアジアの難敵相手にいかなる戦いを見せたのか。DAZN解説陣が鋭い視点で試合のポイントを分析するとともに、次節の見どころを語る。

大邱FCには1分1敗と勝てなかったものの、浦和は随所でいい攻撃の形を作れていました。その2連戦を引きずらず、今回のライオン・シティ・セーラーズ戦でどのように点を奪っていくのか。そこに注目していました。

結果的に6ゴールを奪い、5選手がいろいろな形から決めてくれました。

大きかったのは1-0で迎えた39分、アレックス シャルク選手のゴールです。この日もこじ開けてくれました。主導権を握り続けながらも浦和がやや攻めあぐねていた時間帯、しかも相手ゴールキーパーはミスから立ち直りファインセーブを続け、次第に乗ってきていました。再び自信を得つつあったセーラーズ、そこにメンタル的にもダメージを与える一撃になったと思います。

僕がACLを制した2007シーズン、ロビー(ポンテ)がそのような存在だったなと、ふと思い出しました。

拮抗したなか、相手が勢いをつけてきそうだったり、こちらが劣勢を感じたり……。そんな乗ってきた相手の心をへし折るようなゴール。シャルク選手の決めたチーム2点目は、そんな意味があったと思います。

また、後半開始早々の48分に3点目を決めたダヴィド モーベルグ選手は、ファイナルサードでボールを持つと「やってくれる」という雰囲気を放ちます。ひとり、ふたりと相手を剥がして、シュート、ラストパスと選択肢を作り出す。今大会の5試合を経て、チームとしてのストロングポイントになってきました。そこは大きな収穫に挙げられます。またこのタイミングで、西川周作選手が今大会初めて起用されました。

リカルド ロドリゲス監督の実際の意図は分かりません。ただもしかしたら、なかなか点が奪えず、それでも焦れてはいけない――そんな展開も想定されました。あるいは一方で、実際の試合展開のように、前半のうちに得点できても、どのように試合を進め、締めていくべきなのか、そこでチームの方向性を定められる。リカルド監督はそう信じて起用し、西川選手がそれに応えるプレーを見せてくれたのではないかと感じました。

同じく今大会初先発の平野 佑一選手も、個人的には良かったと思います。平野選手と柴戸 海選手によるボールの回収力が守備の安定をもたらし、そこから良い攻撃へとつなげていました。

そして明本 考浩選手。疲労が蓄積されるなか、本当によく走って、チームを助けてくれています。前へプレスに行っていると思ったら、次の瞬間にはプレスバックに移っている。しっかり自陣に戻り守備をしてくれる。サイドバック、FW、サイドハーフとチームを支え、個人的にはあの攻撃力も羨ましいですね。

さらにはセーラーズが長身FWキム シヌク、元U-21ベルギー代表のマクシム レスティエンヌを投入したあと、試合が少し動く気配を見せたものの、西川選手、アレクサンダー ショルツ選手、岩波 拓也選手、この中央にいる3人の安定した力が光り、結局、崩れることなく無失点勝利をもたらしました。

一方、前線の選手がプレスに行った際、中盤にできたスペースがやや目立っていました。相手のレベルがさらに高ければ、そこを活用されていたはずです。ボールの追い方、締め方、そして、どこでボールを奪うのか。もちろん暑さや疲れの影響も大きいですが、チームの中での共通意識は確立しておきたいところです。あえて課題を挙げるならば、その点が気になりました。

(疲労が蓄積してきたなか、遠征終盤にしっかりパワー全開で結果を残した。浦和に帯同しているシェフの西 芳照さんの存在も大きいのでは?)
浦和の決勝トーナメント進出が確定しましたが、西さんの存在が大きかったのは間違いないでしょう!

僕が現役だった頃の日本代表、そして浦和のACLの遠征にも西さんは帯同してくれて、とても心強かったことをよく覚えています。ちなみにドイツW杯の時、応援に来てくれていた家族に、西さんがおにぎりを握ってもてなしてくれたことがありました。家族も比較的長い期間、なかなか日本のお米を食べられずにいたので、ウチの奥さんは「あの時のおにぎりは忘れられない」と今でも言っていますからね……すいません、ちょっと余談でした。

日本から離れた長い期間、西さんがいるお陰で、選手・スタッフの栄養面のサポートになり、それが直接的なフィジカルのケアにもなってもいます。加えて自分たちが摂りやすい、そして楽しみな食事を提供してくれる、それによる精神的ケアも大きいと思います。いろいろ話をしながら、西さんが独自にメニューなど応えてくれるのも素晴らしいです。決勝トーナメント進出という目的のためともに戦ってくれた、間違いなく欠かせないファミリーだったはずです。

(4月30日、山東泰山戦。“自力1位”の権利はないが、勝利すれば、首位通過も可能に)浦和はこれまでの5試合で2失点しか喫していません。しかも1点は大会序盤のオウンゴールでした。

手堅い守備が多くのチャンスを生み、安定した結果にもつながっています。決勝トーナメントの戦いにつなげるためにも、無失点にはこだわってほしいです。ユースメンバー主体の相手との力の差はもちろんありますが、徹底した守備と集中力は、ACLで優勝するためには重要です。どのようなメンバーで臨んでも、失点ゼロにこだわってもらいたいです。

そして帰国後はJリーグの連戦が待っています。誰が入ってもチームとして戦える。そのベースはできつつあると思いますし、競い合って高め合いながら全員一丸でチャレンジしていってほしいです。

浦和レッズ×ライオンシティ・セーラーズ|ハイライト】


[次節開催情報]
AFCチャンピオンズリーグ2022 東地区グループステージMD6
山東泰山vs浦和レッズ
2022年4月30日(土)20時00分キックオフ(日本時間)
DAZN独占配信

 

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