明治安田生命Ｊ３リーグは、18日、19日に第13節の9試合が行われる。
首位に浮上したいわきは、ホームで北九州と対戦。前節は讃岐を下して3連勝。6戦負けなしと勢いを加速させている。6試合で16得点と圧倒的な攻撃力を示しており、4戦連発中の有馬 幸太郎に今節も期待がかかる。北九州は前節福島と引き分け連敗を止めたものの、ものの、8戦未勝利と苦しい戦いが続く。久しぶりにゴールを決めた佐藤 亮が、悪い流れを断ち切る役割を担えるか。
鹿児島は前節岐阜に敗れ、連勝が4でストップ。首位から陥落している。巻き返しの一戦となる今節は、ホームにYS横浜を迎える。5月の月間MVPに輝いた有田 光希のパフォーマンスに注目が集まる。YS横浜は前節沼津に敗れ、2連敗となった。それでも監督交代後、攻撃面が良化してきた印象で、調子を上げてきた林 友哉を軸に相手ゴールに迫っていきたい。
3位の松本は、愛媛の本拠地に乗り込む。前節は藤枝との上位対決を制し、9戦負けなしとした。2ゴールを決めた小松 蓮が、今節も結果を残せるか。対する愛媛は長野と引き分けに終わり、2試合勝利なし。終了間際に追いついた粘り強さを、今節にも持ち込みたいところだ。
4連勝で4位に浮上した富山は、ホームに沼津を迎える。前節は宮崎に1-0で競り勝った。3試合連続で“ウノゼロ”勝利と、勝負強さが際立つ。今節も強度の高い守備を実現し、勝ちパターンに持ち込みたい。沼津は前節、YS横浜を下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。今節は、その試合で先制点を決めながら退場となった佐藤 尚輝が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。
藤枝はホームで今治と対戦。前節は松本に敗れ、6試合ぶりの黒星を喫した。ボール支配では大きく上回りながら不発に終わった攻撃陣が意地を見せられるか。今治は前節、相模原に完敗。先制しながらも逆転負けを喫しただけに、リード時の試合運びがポイントとなりそうだ。
福島はホームに岐阜を迎える。前節は北九州と引き分け、3試合勝利なしとなった。得点力に課題を抱えるなか、スタメン出場が増えてきた20歳の長野 星輝に期待がかかる。岐阜は前節、首位の鹿児島を撃破し、5試合負けなしとした。頼れるベテラン、宇賀神 友弥が今節も結果を残せるか。
相模原はホームで讃岐と対戦。水曜日に行われた八戸との順延試合に敗れ、3連勝はならなかった。それでも薩川 了洋監督就任後は得点力が高まってきた印象で、2戦連発中の加藤 拓己が今節も輝きを放てるか。対する讃岐は前節いわきに敗れ、3連敗となった。それでも無得点が続いていたなか、5試合ぶりにゴールが生まれたのは前向きな材料だろう。得点を決めた川﨑 一輝が、悪い流れを断ち切る役割を担いたい。
長野はホームに八戸を迎える。前節は愛媛と引き分け、5試合勝利なし。失点が続く試合終盤をどう乗り切るかが、重要なテーマとなるだろう。八戸は水曜日に行われた試合で相模原を下し、4試合ぶりに勝点3を手にした。今節より志垣 良新監督が指揮を執る。再建を託された新たな指揮官は、16位に沈むチームをいかに立て直していくのか。その手腕に注目が集まる。
鳥取はホームで宮崎と対戦。前節は八戸に快勝を収め、ようやく今季2勝目を手にした。2試合連続無失点と、課題の守備に改善の兆しが見えるなか、攻撃では好調を維持する大久保 優の一発に期待がかかる。宮崎は前節富山に敗れ、9試合ぶりの黒星を喫した。ここ4試合でわずか1得点の攻撃陣の奮起が求められる。
■各試合の見どころをチェック
福島vs岐阜
相模原vs讃岐
愛媛vs松本
鹿児島vsYS横浜
いわきvs北九州
鳥取vs宮崎
藤枝vs今治
長野vs八戸
富山vs沼津
