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15試合連続で負けなしの横浜FCが暫定首位に浮上。急失速の長崎が自動昇格争いから後れを取る【マンスリーレポート(8月):明治安田J2】

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2024年9月3日(火) 18:40

15試合連続で負けなしの横浜FCが暫定首位に浮上。急失速の長崎が自動昇格争いから後れを取る【マンスリーレポート(8月):明治安田J2】

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15試合連続で負けなしの横浜FCが暫定首位に浮上。急失速の長崎が自動昇格争いから後れを取る【マンスリーレポート(8月):明治安田J2】
横浜FCは8月を4勝1分と盤石の強さを披露。15節から続く無敗記録を15試合に伸ばした

明治安田J2リーグは8月に25節から29節までの5節分が行われた(9月1日開催分も含む)。

7月終了時点で首位だった清水は25節の仙台戦に敗れたものの、その後に3連勝を達成。3試合連続クリーンシートと安定した守備が光った一方、新戦力のアブドゥル アジズ ヤクブが3戦連続ゴールを記録し、勢いを加速させた。もっとも29節の徳島戦が台風の影響で中止となり、2位に順位を下げている。

暫定ながら、代わって首位に立ったのは横浜FCだ。8月は4勝1分と盤石の強さを披露。15節から続く無敗記録を15試合に伸ばした。安定した守備と勝負強さを示し、1年でのJ1復帰に向け一歩前進した。

この2チームと上位を争っていた長崎は、8月に入り急失速。25節の水戸戦に敗れ、連続無敗試合が22で止まると、27節からは2連敗。8月は2分3敗と未勝利に終わり、首位の横浜FCとの勝点差が10に拡大した。失点が増えてきた守備の修正が巻き返しのポイントになりそうだ。

再び調子を上げた仙台は清水を撃破するなど4勝を挙げて、4位に浮上。岡山は1勝4分と勝ち切れない試合が目立ち、7月終了時からひとつ順位を下げた。山口は長崎を下すなど、3つの白星を重ね、プレーオフ出場圏内をキープしている。

3連勝を達成した山形。土居 聖真とディサロ 燦シルヴァーノの2人の新戦力の存在が光った
3連勝を達成した山形。土居 聖真とディサロ 燦シルヴァーノの2人の新戦力の存在が光った

中位では山形が26節から3連勝を達成するなど調子を上げ、9位に浮上。土居 聖真ディサロ 燦シルヴァーノの2人の新戦力の存在が光った。下位に沈んでいた甲府も4勝を挙げ、11位にまで上昇。7月から指揮を執る大塚 真司監督の戦術が浸透してきた印象だ。

下位で躍動したのは水戸だ。25節に長崎の無敗記録をストップする勝利を挙げると、27節からは3連勝を達成。15位にまで順位を上げ、残留争いから大きく抜け出している。

苦しいのは鹿児島だ。8月は5戦全敗とひとつの勝点も掴めなかった。26節から4試合連続で無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められるだろう。最下位の群馬は25節から4連敗を喫したものの、29節の秋田戦に勝利し、連敗をストップ。残留ラインとなる17位の熊本とは14ポイント離れているものの、残り9試合でどこまで巻き返せるか。9月以降の戦いに注目だ。

明治安田J2リーグ結果(8月)

 

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