
明治安田J1リーグは5月31日と6月1日に、シーズンの折り返しとなる第19節の10試合が開催される。
首位の鹿島はアウェイでG大阪と対戦。前節は横浜FMに敗れ、連勝が7でストップした。3失点を喫した守備の修正がテーマとなりそうだ。対するG大阪は川崎Fと引き分け、3試合勝利がない。1得点・1アシストの活躍を見せた宇佐美 貴史が、今節はチームに勝点3をもたらせるか。
2位の柏はホームに神戸を迎える。前節は横浜FCと引き分け、2試合勝利がない。今節は日本代表に選出された熊坂 光希が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手の出来がカギを握るだろう。神戸は清水に敗れ、3連勝はならなかった。2ゴールを奪った宮代 大聖に今節も期待がかかる。
5連勝で3位に浮上した広島は、ホームで川崎Fと対戦する。前節はFC東京を3-0と一蹴した。2戦連発と調子を上げてきた川辺 駿が今節も結果を残せるか。川崎FはG大阪と引き分け4戦負けなしとしたが、2試合連続のドローとなった。こちらも2試合連続ゴール中のマルシーニョにかかる期待は大きい。
4位の京都はホームにFC東京を迎える。前節は東京Vに敗れ、4試合ぶりの黒星となった。シュート4本で無得点に終わった攻撃陣が意地を見せたいところだ。FC東京は広島に完敗を喫し、2連敗となった。2試合連続で3失点の守備の立て直しが急務となる。
5位の浦和はホームで横浜FCと対戦。水曜日に行われたC大阪との試合はスコアレスドローに終わり、これで3試合勝利なしとなった。クラブワールドカップ前の最後のリーグ戦を勝利で飾り、世界大会に向けて勢いをつけたいところだ。横浜FCは柏と引き分け、今季初の連勝はならなかった。11試合ぶりにゴールを決めた鈴木 武蔵がチームに勝点3をもたらす結果を残したい。
町田はホームに横浜FMを迎える。前節は岡山と引き分け、3試合負けなしとした。2点のビハインドを追いついた勢いを今節にも持ち込み、再浮上へとつなげたい。横浜FMは鹿島を下し、連敗を7でストップ。じつに12試合ぶりとなる白星を掴んでいる。2ゴールで勝利の立役者となったヤン マテウスが今節も大仕事をやってのけるか。
名古屋はホームで新潟と対戦。前節は浦和を下し、5試合負けなしとしている。今季初ゴールとなる決勝点を挙げた永井 謙佑が、ここから勢いに乗っていけるか。新潟は湘南に勝利を収め、4試合ぶりに勝点3を手にした。今季初ゴールを含む1得点・1アシストの活躍を見せた谷口 海斗に今節も大きな期待がかかる。
福岡vs東京Vは14位と13位の対戦となる。福岡は前節、C大阪に敗れ、8試合勝利から遠ざかる。8試合で4得点しか奪えていない攻撃陣の奮起が何より求められる。東京Vは京都を下し、連敗を2で食い止めた。殊勲の決勝点を挙げた新井 悠太が今節も結果を残せるか。
湘南はホームに岡山を迎える。前節は新潟に敗れ、2連敗となった。ここ3試合で2得点と調子を上げてきたルイス フェリッピがチームを勝利に導く活躍を見せられるか。岡山は町田と引き分け、連勝はならなかった。2点を先行しながら追いつかれただけに、リード時の試合運びがテーマとなりそうだ。
C大阪はホームで清水と対戦する。水曜日に行われた浦和との一戦はスコアレスドローに終わり、連勝はならなかった。スタメン起用が続く香川 真司に開幕戦以来となるゴールは生まれるか。対する清水は神戸を下し、5試合ぶりに勝点3を手にした。圧巻のアシストを記録した乾 貴士が今節も重要な役割を担うだろう。
■各試合の見どころをチェック
町田vs横浜FM
名古屋vs新潟
福岡vs東京V
柏vs神戸
広島vs川崎F
G大阪vs鹿島
京都vsFC東京
湘南vs岡山
C大阪vs清水
浦和vs横浜FC