北海道コンサドーレ札幌は26日、MF深井 一希が今季限りで現役を引退することを発表しました。
アカデミー出身の深井は2013年にトップチームに昇格し、札幌一筋でプレー。13年に渡る現役生活ではJ1リーグ通算141試合・8得点、J2リーグ通算64試合・0得点を記録しました(2025年9月26日現在)。
クラブを通じて深井は次のようにコメントしています。
「今シーズンをもって現役生活を終える決断をしました。たくさんの大怪我を繰り返してきたサッカー選手生活でしたが、本当に多くの皆さんに支えて頂き、なんとかここまで続けてくることができました。北海道コンサドーレ札幌のサポーターの皆さんは、僕が怪我をするたびに信じて待ってくださり、戻ってきた時には大歓声で迎えていただき、本当に僕の力になっていました。どれだけ苦しい状況でも乗り越えられたのは、間違いなく皆さんのおかげです。心の底から感謝しています。
引退を決断した理由は、日々の膝の痛みがすでに限界を超え、耐えきれなくなってしまったこと。そして同時に、指導者として早く成長し、上を目指したいという強い気持ちが芽生えたことです。小学校4年生からこのクラブにお世話になり、22年になります。これまでの人生の半分以上をこのクラブと共に歩んできて、さまざまな経験をさせていただき、たくさんのことを学ばせてもらいました。それは僕にとってかけがえのない大きな財産です。
これからは北海道コンサドーレ札幌からいただいた大きな愛情を恩返ししていけるよう、頑張っていきたいと思います。サッカーを通じて出会えたすべての方々に感謝しています。13年間、本当にありがとうございました」













