Jリーグは、Jクラブが2026/27シーズン以降、開幕前のキャンプを欧州で実施する場合において、新たに欧州キャンプ助成金制度を設けることを決定し、この度対象クラブが確定しましたので、お知らせいたします。
本制度は2026年のシーズン移行に伴い、シーズン開幕前に多くの欧州のクラブと同じ期間・エリアでキャンプを行うことで、当該クラブだけでなくJリーグ全体の価値向上にもつながるとの考えから、新設することとなりました。助成対象のクラブは、他のクラブへの協力・報告も実施予定です。
■制度趣旨
・欧州クラブがJクラブの選手を認知することによる、選手およびJリーグ自体の価値向上
・Jクラブが欧州スタンダードを認識し、プレー面やビジネス面で比較を行える機会の創出
・Jクラブによる欧州クラブの選手獲得に向けた、スカウティング機会の創出
・スタッフ間のネットワーク拡大による、欧州クラブの情報収集やスタッフの知見を蓄積する機会の創出
■制度概要
①助成金額
・2026/27 シーズン(開幕前):1クラブ最大1,250万円(最大5クラブ程度を想定)
・2027/28 シーズン(開幕前)以降:1クラブ最大1,000万円(最大7クラブ程度を想定)
②制度期間
・5年間を予定(2026/27シーズン開幕前から2030/31シーズン開幕前まで)
・5年間で1クラブ最大3回まで実施可能。ただし、2回目以降は最大助成金額を250万円ずつ減ずる
例1:2026/27 最大1,250万円、2027/28 最大1,000万円、2028/29 最大750万円
例2:2027/28 最大1,000万円、2029/30 最大750万円、2030/31 最大500万円
③主な条件
・対象はトップチームが実施する、シーズン開幕前の欧州キャンプに限定する
・対象クラブは実施計画、欧州キャンプを契機としたクラブ成長のための取り組み、各種協力内容(他クラブへの実施報告や視察受け入れ、取材・撮影協力など)をふまえ決定する
■2026/27シーズン(開幕前)助成対象クラブ
清水エスパルス、ガンバ大阪、ファジアーノ岡山、V・ファーレン長崎













