2026年6月18日
2026年度第3回社員総会/第6回理事会後会見 発言録
2026年6月18日(木)16:00~
Web ミーティングシステムにて実施
登壇:理事(常勤)青影 宜典
経営基盤本部 本部長 大城 亨太
経営基盤本部 法務・コンプライアンス部 部長 杉本 渉
陪席:執行役員 窪田 慎二
司会:広報部 部長 江崎 康子
〔司会(江崎広報部長)より説明〕
2026年度第3回社員総会並びに第6回理事会後の会見を開催いたします。
社員総会は17日に開催されました。理事会は本日開催し、先ほど終了いたしました。中1日での開催となったことから発表事項は社員総会と理事会と併せて本日ご報告いたします。
本日の発表事項として、2027年6月期、いわゆる2026/27シーズンに向けた予算の承認が1件、クラブライセンス交付の件が1件、懲罰決定の件が1件、最後にU-21出場奨励助成金に関するリリースを1件、出させていただきました。
続きまして本日のオンライン上での出席者をご紹介いたします。
理事で経営基盤領域を担当いたします、理事で常務執行役員の青影、経営基盤本部本部長の大城、法務・コンプライアンス部部長の杉本、陪席としてフットボール本部担当執行役員の窪田が出席しています。
それでは1件目、6月17日に開催された社員総会の決議事項2件についてご説明いたします。
1.2027年6月期 事業計画書の件
https://aboutj.jleague.jp/corporate/assets/pdf/plan/plan-2027.pdf
2027年6月度、2026/27シーズンに向けたものが承認されました。コーポレートサイトに掲載しております。
2.2027年6月期予算について
https://aboutj.jleague.jp/corporate/pressrelease/article/15986
2026/27シーズンの予算が承認されました。こちらにつきましては青影よりご説明いたします。
〔青影理事(常務執行役員)より説明〕
2026年6月決算見込み、2027年6月期予算の概要
■シーズン移行を契機とした成長を加速するための戦略的投資を計画
・2026年6月期決算の経常増減見込みは▲53.9億円となるが、特別大会を盛り上げる大規模な集客・露出施策の実施による
・シーズン移行後初年度となる2027年6月期の経常収益は、過去最高となる359.4億円を予算化
・経常費用は412.3億円の予算となるが、クラブへの配分金予算の増額、新シーズンの開幕認知を高めることなど例年以上に入集客・露出費用を予算計上している
・2028年6月期以降は、さらなる収益増加等により、財政状況は安定して推移する見通し
2027年6月期の予算についてリリースの表で全体感をご説明いたします。いわゆる当期純利益は表中の当期経常増減、当期一般正味財産増減額の欄でご確認いただければと思います。
左側が2026年6月期、期間としては6か月。それから2027年6月期、期間としては12か月となります。対応する期間が大きく違いますので、単純な比較はできないという前提で見ていただければと思います。シーズン移行に合わせ、Jリーグでも決算期を12月末から6月末に変更しています。よって、その関係で移行年度の2026年の1月からは6か月間の決算となり、このような予算設計をいたしました。
今回、6月の決算の着地ではなく、来たる来月から始まる2027年6月期の予算について社員総会で決議されましたのでその内容を皆さんにご説明いたします。
金額の全体感で申し上げますと、当期一般正味財産増減額は、予算上、2026年6月期はマイナス43億円。それに対して予算12か月の2027年6月期に関しては、マイナス52億8,800万円で予算計上しています。
両期間ともに決算期間は違うものの、これだけ大きなマイナスの金額に至っている理由といたしましては、シーズン移行に合わせたクラブへの経営上の様々な助成や配分金の増額、またB to C領域への先行投資、そういったものを2期間、1.5年の間で通常よりも多くの予算を投資していますので、経常増減額としては大幅なマイナスとなっています。一方で経常収益の合計額、売上的には順調に推移しており、2025年の1年間の売上金額と比べても2027年6月期の1年分増加している状況です。後ほど別の資料でご説明いたします。
この半年間を2倍にした数字と右側の12か月を対比したときに、様々な経営状況やお金の予算のかけ方が違うこともございますので、単純に2倍すればよいかというとそうではございません。その中でも大きく違う点は、表中の事業費の下のリーグ運営経費。こちらが2026年6月期の6か月分で41億となっていますが、12か月分でも48億円となっています。そのため、単純に2倍で試算されてもしっくりこないかと思います。ご説明いたしますと、2026年6月期の40億の中には、この期間、通常とは違うレギュレーションで明治安田Jリーグ百年構想リーグを各クラブには運営いただきましたので、様々な不測の事態が発生することに備えて、リーグとしては通常の配分金の半年分に加えて、経営型のクラブへの助成金を合計18億円支出しています。拠出方法については既にご説明済みですが、合計18億円入っていますので、その違いが大きくあるということをご認識いただければと思います。
続いてもう一つの資料でご説明いたします。

こちらも例年通り前年の実績2025年12月決算の実績が1番左の棒グラフで表され、真ん中は進行年度2026年6月で終わる6か月間の決算の着地見込み、それから今回決議された2027年6月期の予算12か月分が一番右側です。上段の経常収益、こちらが一般事業会社の売上にあたるもの、下段の経常費用が原価や販管費が含まれているものです。よって、棒線より上のものから下のものを引くと、経常増減としてボックスに書いているものが利益となります。2025年12月は12か月決算で14億円の利益でしたが、先ほどご説明した通り、2026年6月期と2027年6月期は、シーズン移行に向けて様々投資をするタイミングとなっていますので、大幅なマイナスとなっていますが、基本的には特別大会および新シーズンを盛り上げるための大規模な集客露出施策やクラブへの配分金の増加、新シーズンの開幕認知を高めることに対し例年以上に経常しているということです。このような形であったとしても、過去の内部留保や売上の増収によってJリーグの財務状況は安定して推移する見通しです。28年6月以降大きくこの数字は変わるかもしれませんが、比較的安定してJリーグの経営はできていることは併せてご説明させていただいています。
今日説明した内容のサマリーを冒頭4点トピックスとして記載しておりますので、是非こちらを改めてご確認いただければと思います。
【質疑応答】
Q:当期経常増減額が約52億円の赤字予算ということですが、予算段階でこのくらいの赤字を想定しているというのは、これまでと比べるとどのくらいの規模感なのでしょうか。
A:青影理事
コーポレートサイトにも数字は載っていますので、そちらをご覧いただければ規模感がわかると思いますが、このレベル感での投資によるマイナスの予算は、過去には例がありません。ただ繰り返しになりますが、通常の経済活動、ビジネス活動によっての赤字とは認識しておらず、あくまで様々なシーズン移行・特別大会を盛り上げる観点での先行投資により、一時的に費用が売上を超過しているだけと考えています。ビジネス上のP/Lの通常の赤字とは大きく異なるということだけご理解いただければと思います。
Q:過去最大級にはなるのでしょうか?
A:青影理事
最大レベルの投資というように表現していただければ適切かと思います。
Q:クラブへの配分金が2025年12月期実績で127.4億円、来季の12か月2027年6月期予算は145.1億円となっています。約17〜18億円アップしていますが、どのような理由でしょうか?
A:青影理事
複数の要因があります。一つはこれまでにもお伝えしていた、キャンプの費用として配分金の増額をクラブに約束しており、それが新しい期から入っているためです。また、Jリーグの売り上げも入場者数が増加し、収入が増えているため、クラブへの均等配分金も一部増やしています。
〔司会(江崎広報部長)より説明〕
続きまして、本日開催いたしました第6回理事会の決議事項および報告事項です。
《理事会決議事項》
1.クラブライセンス判定の件
https://aboutj.jleague.jp/corporate/pressrelease/article/15987
先月5月の理事会で、2026/27シーズンのクラブライセンスの交付を発表しました。その際に財務基準の観点で継続審議となった高知ユナイテッドSСに対して改めて審議のうえ、ライセンス基準を充足することとなりましたので、今月の理事会でJ3ライセンスの交付が承認されました。これをもちまして、2026/27シーズンの全60クラブにライセンスが交付されました。
《理事会報告事項》
1.懲罰決定について
https://aboutj.jleague.jp/corporate/pressrelease/article/15988
法務・コンプライアンス部、部長の杉本よりプレスリリースに基づき説明
2.2026特別シーズンにおけるU-21選手の出場奨励助成金について
https://aboutj.jleague.jp/corporate/pressrelease/article/15989
2026特別シーズンにおけるU-21選手の出場奨励助成金について、支給対象クラブが決定しました。下記の6クラブに支給されています。こちらは、対象大会で合計1,800分以上に該当するクラブが助成対象となっています。なお、本助成金制度ですが、2026/27シーズン以降は、5月の理事会で発表させていただきましたホームグロウン表彰制度を設定することに伴い、今シーズンをもって廃止となります。
■支給対象クラブ(6クラブ)※出場時間順
J2:藤枝MYFC、FC今治、いわきFC、アルビレックス新潟
J3:ギラヴァンツ北九州、福島ユナイテッドFC
*質疑応答なし
江崎広報部長
それでは以上を持ちまして、第3回社員総会ならびに理事会後の会見を終了いたします。













