本文へ移動

今日の試合速報

第17節 6.1(土) 15:00KO 国立競技場 鹿島vs横浜FM 国立競技場に10,000名様無料ご招待
第17節 6.1(土) 15:00KO 国立競技場 鹿島vs横浜FM 国立競技場に10,000名様無料ご招待

J1昇格を目指す、長き戦いが幕を開ける【プレビュー:明治安田J2 第1節】

一覧へ

2016年2月27日(土) 15:00

J1昇格を目指す、長き戦いが幕を開ける【プレビュー:明治安田J2 第1節】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
J1昇格を目指す、長き戦いが幕を開ける【プレビュー:明治安田J2 第1節】
柿谷を筆頭にJ2屈指の攻撃陣が揃うC大阪と、4年ぶりのJ2復帰で士気が高まる町田が激突する。

明治安田生命J2リーグ開幕戦は、2月28日に一斉開催。J1昇格を目指す42試合の長き戦いの火ぶたが切って落とされる。

今シーズン、昇格候補の筆頭と目されているのがセレッソ大阪。昨季のJ2で4位となったチームは、日本代表に名を連ねる山口 蛍が海外移籍を果たしたものの、スイスのバーゼルから柿谷 曜一朗が2年ぶりに復帰。さらに川崎フロンターレから杉本 健勇、ドイツのドルトムントから丸岡 満が帰還するなど、J1勢にも引けを取らない戦力を有し、昨季叶わなかった昇格を目指す。

開幕戦の相手は、J3リーグから昇格を果たしたFC町田ゼルビア。相馬 直樹監督の下で、2012シーズン以来のJ2を戦うチームの特長は、昨季36試合でわずか18失点という堅守にある。攻撃陣に豊富な人材を揃えるC大阪に対し、町田の守備陣がどこまで対抗できるかが、この試合の焦点となる。

「昇格請負人」小林新監督率いる清水と、木山体制2年目で昇格を目指す愛媛の戦いは激戦必至だ。
「昇格請負人」小林新監督率いる清水と、木山体制2年目で昇格を目指す愛媛の戦いは激戦必至だ。

初めてJ2に参戦する清水エスパルスの初陣も注目だ。相手は昨季プレーオフ出場圏内の5位に躍進した愛媛FC。戦力の上積みは小さいが、木山 隆之体制2年目を迎え、組織の成熟は間違いなく昨季以上。清水にとっては一筋縄ではいかない相手となるはずだ。また木山監督にとっては2011年にコーチを務めた古巣との対戦。因縁の対決としても注目の一戦だ。

昨季、あと一歩でJ1残留を逃した松本山雅FCは、ロアッソ熊本とのアウェイゲームに挑む。主力の流出はあったにせよ、的確な選手補強で戦力を保っており、5年目を迎える反町体制下で1年でのJ1復帰へのミッションに挑む。一方の熊本は清川 浩行新監督の下で、今季こそプレーオフ進出を現実としたい。昨季までJ1を戦っていた松本との一戦は、今季を占う重要な戦いとなるはずだ。

モンテディオ山形は敵地でギラヴァンツ北九州と対戦する。ベテランが数多く抜けたものの、20代前半のタレントを数多く補強し、チームの若返りに成功。一方で大黒 将志という実績十分のストライカーを迎え入れ、昨季陥った得点不足の解消にも期待が持てる。対する北九州は、こちらも経験豊富な本山 雅志を迎え入れた。頼れるベテランの加入により、チーム力の向上が望めそう。昨季7位と地力も備えており、昨季J1で戦った山形を相手にも、決して引けを取らない戦いを演じそうだ。

開幕で実現したPRIDE OF 中四国。昨季J3で圧倒的な攻撃力を見せつけた山口が、堅守の岡山に挑む。
開幕で実現したPRIDE OF 中四国。昨季J3で圧倒的な攻撃力を見せつけた山口が、堅守の岡山に挑む。

J3リーグからの昇格組にも注目だ。圧倒的な攻撃力で、1年でJ3を通過したレノファ山口FCは、得点王の岸田 和人をはじめ、二桁得点を挙げた福満 隆貴、島屋 八徳と主軸が揃って残留。またセンターラインに福井 諒司ら実績のある戦力を補強し、初めてのJ2での躍進を目指す。初陣の相手はファジアーノ岡山。U-23日本代表の豊川 雄太と、G大阪の赤嶺 真吾を補強。既存の戦力にも加地 亮、岩政 大樹と元日本代表選士に加え、今期から背番号10を背負うU-23日本代表の矢島 慎也も擁しており、J1昇格を十分に狙える陣容だ。 同じ中国地方にホームタウンを構えるチーム同士の対戦であり、ライバル意識が漲る一戦となるのは間違いない。

昨季、惜しくもプレーオフ進出を逃した東京ヴェルディ北海道コンサドーレ札幌の一戦は、若手を中心とする前者と、小野 伸二、稲本 潤一と元日本代表コンビを擁する後者の世代を超えた戦いに注目が集まる。

昨季前半戦に旋風を巻き起こしたツエーゲン金沢は、堅守をベースにプレーオフ進出を実現したV・ファーレン長崎に挑む。ともにレギュラー陣の多くが入れ替わるなか、いかに組織として機能できるかどうか。チーム作りの成否が、如実に表れそうだ。

昨季、下位に沈んだザスパクサツ群馬FC岐阜にとって、今季は巻き返しのシーズンとしたいところ。直接対決を制し、勢いを得られるのはどちらか。ともに多くの新戦力が加わっており、生まれ変わった姿が見られるかもしれない。

横浜FCが今季も注目チームであることに変わりない。今年49歳となったレジェンド、三浦 知良は今季も様々なトピックスを提供してくれるはずだ。着実に力をつけているカマタマーレ讃岐との開幕戦で、いきなり自らが持つ最年長得点記録を更新する可能性も十分にあるだろう。

千葉は大幅な選手の入れ替えがあったものの、プレシーズンで新戦力の長澤らはしっかりと結果を残している。
千葉は大幅な選手の入れ替えがあったものの、プレシーズンで新戦力の長澤らはしっかりと結果を残している。

ジェフユナイテッド千葉徳島ヴォルティスの対戦も注目だ。大改革に踏み切った千葉は、プレシーズンの戦いで、鹿島アントラーズ柏レイソルといったJ1勢を撃破するなど、新チームは早くも機能している。気づけば7シーズン目となったJ2での戦いを、今年こそ抜け出したいところだ。

長島 裕明監督を迎えた徳島にとっても巻き返しのシーズンとなる。攻撃スタイルを目指す新監督のサッカーが浸透すれば、昇格も十分に可能だ。生まれ変わった両チームの初陣は見どころ十分の一戦となるはずだ。

同じくJ1復帰を目指す京都サンガF.C.も大きく陣容が変化した。攻撃陣の若きタレントが流出した一方で、GK菅野 孝憲ら実績のある戦力が加わった守備陣は安定感が望めそう。大きく低迷した昨季の汚名を返上し、2010シーズン以来のJ1に辿り着けるか。その第一歩となる開幕戦の相手は、水戸ホーリーホック。兵働 昭弘ら経験豊富な新戦力を迎え入れ、こちらも下位に沈んだ昨季からの巻き返しを図る。リスタートの一戦で、歓喜を得られるのは果たしてどちらか。

各試合の見どころをチェック!

東京Vvs札幌
金沢vs長崎
清水vs愛媛
山口vs岡山
熊本vs松本
群馬vs岐阜
町田vsC大阪
横浜FCvs讃岐
千葉vs徳島
京都vs水戸
北九州vs山形

一覧へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
サッカーのポジション解説
サッカーの試合時間・タイムルール
インテンシティ
オフサイド
ビルドアップ

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第10節
2024年4月27日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード