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札幌が早くも独走態勢に 2位以内を目指す戦いは混戦に拍車【マンスリーレポート(8月):明治安田J2】

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2016年9月9日(金) 18:18

札幌が早くも独走態勢に 2位以内を目指す戦いは混戦に拍車【マンスリーレポート(8月):明治安田J2】

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札幌が早くも独走態勢に 2位以内を目指す戦いは混戦に拍車【マンスリーレポート(8月):明治安田J2】
札幌は2位との勝点差を9とし独走態勢に!8月の月間MVPにノミネートされた都倉も好調を維持している。

8月も首位の札幌の安定感が際立った。熊本との順延試合を含む5試合を戦い、3勝1分1敗で勝点10を獲得。2位松本との勝点差を9に広げ、早くも独走態勢を築きつつある。第28節の横浜FC戦で無敗記録が10でストップしたものの、以降の試合でそのショックを引きずらず、再び軌道に乗せている。堅い守りに隙はなく、エース都倉 賢も相変わらず好調を維持している。攻守両面で安定した戦いを続ける札幌が、このままリーグをけん引していきそうな気配だ。

その札幌を追う2位の松本は勝ち切れない試合が目立った。8月は負けなしながら、1勝3分。4試合で奪った得点はわずかに2つと得点力不足に悩まされた。札幌との差が開くなか、3位以下からの追い上げも受けている。正念場の9月となりそうだ。

C大阪の得点源であった杉本 健勇が負傷離脱。チームの総合力が試される。
C大阪の得点源であった杉本 健勇が負傷離脱。チームの総合力が試される。

C大阪も勝ち負けを繰り返し、勝点が伸び悩んだ。杉本 健勇が得点源としての活躍を見せたものの、横浜FCに逆転負けを喫するなど、勝負弱さを露呈。なかなか波に乗れないなかで、杉本が負傷離脱するアクシデントにも見舞われている。こちらも9月の戦いが昇格に向けての大きなカギとなりそうだ。

4位の岡山、5位の清水はともに2勝1分1敗と勝ち越したが、自動昇格となる2位以内を確保するには、もう一段階ギアを上げる必要があるだろう。6位の京都は2勝2分と負けなしで乗り切った。しかも4試合すべて無失点と、堅守に磨きがかかっている。攻撃力をいかに高められるかが、今後に向けての大きなテーマとなるだろう。

山口と町田の昇格2チームは、前者は粘り強く勝点を拾っているものの、後者は8月を未勝利で終えた。シーズンも終盤に差し掛かり、チーム力が徐々に低下してきた印象は否めない。

8位に浮上してきた横浜FC。このまま昇格プレーオフ進出圏内に食い込めるか。
8位に浮上してきた横浜FC。このまま昇格プレーオフ進出圏内に食い込めるか。

一方で浮上してきたのが横浜FC。C大阪、札幌と上位陣を撃破して8月は3勝1敗と堂々たる成績を残した。9月7日に熊本の順延試合で勝利を収めたことで、8位に順位を上げている。6位京都と勝点差は8とやや水を開けられているものの、プレーオフ進出圏内に食い込むだけの勢いは備わっている。

先月に監督が代わった千葉は、徐々に結果を出せるようになってきた。横浜FC同様、どこまで上位陣を脅かせるが今後のテーマとなるだろう。長崎、愛媛、徳島、水戸といった中位陣は大崩れこそないものの勝ち切れない試合が目立つ。札幌と並んで最多となる勝点10を確保した群馬がその4チームを急追する構図となっている。

熊本にとっては厳しい8月となった。順延試合を含め6試合をこなす日程で(天皇杯を含めれば7試合)、千葉に完勝を収めた一方、北九州に大敗を喫するなど1勝1分4敗と苦しんだ。9月7日に順延試合をこなし、ようやく消化試合数が他チームに並んだだけに、今後は日程によるディアドバンテージは生じないはず。9月以降の巻き返しに期待したい。

北九州が降格圏から抜け出すにはエース原 一樹の活躍が不可欠だ
北九州が降格圏から抜け出すにはエース原 一樹の活躍が不可欠だ

残留争いに目を向ければ、20位の岐阜は8月を4引き分けで終えた。守備の安定性は高まりつつあるものの、攻撃の迫力不足は否めず、危険水域から抜け出すためにはここの改善が必要だろう。一方で北九州は浮上の兆しを見せている。8月は1勝2分1敗。とりわけ熊本戦では6ゴールを奪っての大勝を収めた。エースの原 一樹を軸とした攻撃に迫力が蘇りつつあり、課題の守備面も良化しつつある。この状態を保てれば、降格圏からの生還を果たす可能性は十分だ。

最下位に沈む金沢は苦境から抜け出せないでいる。8月は2分2敗で未勝利。東京Vに4失点、C大阪に3失点を喫するなど守備に不安を抱えており、リーグ最少得点に留まる攻撃面の課題も解消されていない。浮上の兆しを見いだせないなか、このまま降格の憂き目にあってしまうのか。残り12試合で意地を見せてもらいたい。

明治安田生命J2リーグ結果(8月)

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