10/8(水)準決勝第二戦
磐田 0 - 2 鹿島 (19:00:磐田)入場者数11,471人
勝利数が同数のため、準決勝2試合の得失点差により鹿島アントラーズが決勝進出。
磐田と鹿島。ともにJリーグの雄として君臨している両者だが、そのスタイルはまるで異なる。動の磐田、静の鹿島とでも言えばよいのか。パスワークとコンビネーション、自らの仕掛けで相手を倒すのが磐田なら、まずは堅い守りで相手を封じ、そして反撃の刃で敵を捕らえるのが鹿島である。
「まずは守備をしっかりやれば、チャンスはおのずと生まれる」
トニーニョ・セレーゾ監督は試合前、選手たちにこう話したという。果たして、結果はその通りとなった。この試合の勝利は、鹿島がこれまで積み上げてきた歴史と経験によって生まれたものだと言っていい。
エウレル、中田は故障。さらに名良橋、小笠原が4日のFC東京戦(J1)での退場劇によるペナルティーで出場停止処分と、緊急事態の鹿島。トニーニョ・セレーゾ監督はこの試合、「ほとんど練習したこともない」(秋田)という5バックを採用し、ファーストレグを0対1で落としているにもかかわらず、守備を優先させる。
試合は当然、磐田主導で進み、鹿島は防戦一方に。しかし中盤での激しいプレスや、5バックの両サイド、「ビデオで特徴をつかんで対策を練っていたので、守備は困らなかった」石川と「少ない準備でひとりひとりが役割を果たせた」青木がサイドアタックを封じ、完全に磐田の攻撃陣を沈黙させる。一方で鹿島もまるで攻撃の形を作れなかったが、それでも「内容は悪くなかった」と秋田が前半を振り返ったように、鹿島が概ねプラン通りに前半を終えた。
後半に入ると、鹿島は一転して立ち上がりから攻撃に出る。「特に指示があったわけではない」(深井)というこの鹿島の仕掛けに、磐田は「前がかりにきたことで慌ててしまった」(山西)。そして迎えた47分、左サイドの石川がクロスを上げると一旦は相手DFにクリアされるも、そのこぼれ球を深井がフェルナンドへ。そのフェルナンドがヘッドで先制弾をマーク。前後半の開始終了5分間が集中力の切れやすい危険な時間帯であることを熟知している鹿島が、そこをうまく突いてイーブンに持ち込んだ(2試合合計スコア1対1)。
この失点で焦りの見え始めた磐田は、前がかりになりすぎて攻守のバランスを崩す。それを狡猾な鹿島が見逃すわけもなく、61分、ボール奪取から石川がなかへ折り返し、それを深井がスルーすると、あとは2列目から入ってきた本山がゴールに押し込むだけだった。
その後は「経験がモノをいった」(石川)鹿島が磐田に反撃を許さずキッチリと守り切り、2試合合計スコア2対1で勝利を収め、大会連覇へ向けた最後の関門を突破した。
この試合を引き分け以上で終えれば決勝進出が決まるにもかかわらず、自らのスタイルを崩さず攻勢を仕掛けた磐田と、それを耐え抜き強かなサッカーを展開した鹿島。この試合は”ナショナル・ダービー”の名に相応しい見ごたえのあるものだった。
以上
2003.10.9 Reported By スポマガWORLD SOCCER
J’s GOALニュース
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