大分 1 - 1 仙台 (14:04:大分ス) 入場者数 33,278人
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●吉田孝行選手（大分）：

−ロスタイム4分というんが出たときに長いなと思ったんですが。

　そうですね、ぼくも見たときに長いと思ったんですが、負ける気はしなかったし、チームを信頼していましたから。

−すごい喜んでいたね。

　みんな喜んでいましたよね。優勝したかのように。自分ら優勝していないからそこまで喜んでも仕方ないと思ったんですけどね。

−今年振り返って一言もらえますか。

　まあ、残留という意味では良かったと思うし、土台という意味ではある程度フィジカル面とかJ1でやっていける部分は作れたと思う。ただステップアップの段階だからここで満足しててたらその選手は終わりだと思います。

−ステップアップの場としてJ1に残れたというのは良かったと。

　そうですね。最低限の事はやったから。例えば来年に8位、その次はその上という風に徐々にやっていければと思います。

−3万人という観客が普通に入ってくるようになりました。

　本当に感謝しています。ただ、ビッグアイでは1勝しかしていないのでそれは来年以降の課題だと思います。それだけ勝てないチームなのにこれだけ多くのお客さんが来てくれて、それは感謝しています。

−1勝しかできなかったのは悔いが残っていますか。

　ありますが今日の引き分けは勝ちのようなものですから。それはもっと勝利にはこだわらないといけないけど、残留にこだわるという意味では良かったと思います。

−契約がありますが。

　ゆっくり休んでそこら辺は考えます。


●サンドロ選手（大分）：

　残留できたから良かったと思います。ただ、ここで満足しないでもっともっと上を目指したいと思います。

●梅田高志選手（大分）：

−ナイスゴール。

　アリ（有村）がね、ぼくが押し込むだけでいいボールを出してくれたんで。

−でもダイレクトで難しかったんじゃないの？

　いや、自分がフリーだったのはわかっていたので、落ち着いてやれました。

−試合前にはどんな指示を受けて？

　点を取りに行こうといわれていて、うまく取れたんで。相手はうちが取ったことでシステム変更してきましたし。ただそれは対応するのは難しかったですね。
　相手が3トップになって、根本がぼくのサイドでサイドに張り出してて、あまり上がれなくなりました。

−根本くんの印象は？

　どうですかね。ぼくがマークをはずして1点取られたのでそこら辺は悔やんでいますけど。

−3万人集まったサポーターについては？

　毎回そうなんですけど、すごいたくさんの応援を感じますしそれに答えなければならないというのもわかっているんですが、最終的に追いつかれてしまってすごく申し訳ないですね。

−J1を振り返ってみてどうでした？

　いいゲームはできるんだけど、それをものにしなければ残留争いになってしまう。いいゲームだけじゃだめってことでしょうね。

−いいゲームを勝ちにつなげるにはどうすればいいんでしょうか？

　細かいところでしょうね。フィニッシュの精度とか。

−満足いくシーズンでしたか？

　チームが最後まで残留争いに加わったというのはよくないことですが、結果としてこういう結果（J1残留）になったのは良かったですね。

−シーズン途中にボランチからサイドハーフに変えられたということでやりにくさは？

　もともとがサイドなので、元に戻ったというか自分の良さを出しやすいポジションに戻ったというか。

−後期の得点は？

　今日の1点だけです。前の方なんで、もっと点を取らないとね。

−ヒーローインタビューで冷静でしたよね。

　勝ってないですからね。引き分けですからね。残留を決めたのは確かなんですが、試合は勝ってないので。

−ビッグアイで1勝しかしていないというのは？

　申し訳ないですね。それだけです。

−来年は。

　そういう争いに絡まないような戦い方をしていきたいですけどね。

●小山建二選手（大分）：

−残留を決めた時の気持ちは？

　もう二度とこんな思いはしたくないなと。

−チーム生え抜きということで、J1でプレーする姿を見たいという声は大きいんですが。

　そうですね、自分自身磨きをかけて、J1でやりたいですね。

●岡中勇人選手（大分）：

−終わったときはどんな感じでしたか？

　ホッとしました。ホイッスルを聞いたときは、ボーっとしていました。セレモニーのときもヘタってしまっていて、精神的に疲れましたね。周りの選手が助けてくれて引き分けたんだと思います。

2003.11.29 Reported by 江藤高志

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