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【天皇杯4回戦プレビュー】G大阪vsC大阪、本年最後の大阪ダービー(03.12.19)

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2003年12月20日開催 第83回天皇杯4回戦

G大阪(13:00Kick off)C大阪(愛媛)


 天皇杯4回戦。愛媛県では初めての「大阪ダービー」が開催される。

 12月14日に行われた天皇杯3回戦では、ガンバ大阪は万博競技場にてコンサドーレ
札幌と対戦。スロースタートが仇となり先制される苦しい展開となったが、アップテンポにゲームを進めた後半の猛攻で3-1と突き放して快勝。またアローズ北陸と対戦したセレッソ大阪も、早い時間帯に先制した後、一時は追いつかれてヒヤリとさせられたものの、後半、引きぎみの布陣を敷いた相手をうまく切りくずして得点を重ね4-1。それぞれ、因縁のダービー戦へとに駒を進めてきた。

 今季、「大阪ダービー」の実現は、ナビスコカップ予選リーグでの2試合と、J1リーグ戦での2試合。順に結果に目をやると、ナビスコ第1戦目(万博)は1-0でガンバ、第2戦目(長居)2-2ドロー、J1リーグ戦1stステージ(万博)では2-0セレッソ、2ndステージ(長居)では2-0ガンバと、ガンバが勝ち越しているが、今回は初の愛媛県での開催ということもあって、共に「ホームの利」は考えられず、状況は五分。昨年は共にこの4回戦で姿を消しているだけに、また、共に一度も実現していない「タイトル」獲りにおいても、今季最後のチャンスだけに、激しい戦いが繰り広げられることは必至だろう。

 さて、その両者。最大の見どころは、共にリーグ屈指の顔ぶれを揃える攻撃力のぶつかりあいか。セレッソは、3回戦こそ左耳鼓膜外傷でベンチスタートとなったFW大久保の先発出場が濃厚。今季チーム最多の16ゴールをたたき出した彼の存在は、3回戦でもゴールを挙げたFW西澤、徳重やMF森島らによって構成される前線をより勢いづけるはず。また、セレッソが敗れた2ndステージのダービー戦を警告累積のためスタンドから見守った悔しさも、忘れてはいないはず。奮起に期待したい。

 一方、対するガンバも、今季、日本人選手の中ではチーム最多得点という目覚ましい成長をみせたFW大黒、2ndステージ終盤にきてキレのよい動きで前線を走り回る吉原らの存在はもちろん、3回戦は途中出場ながら久しぶりのゴールで健在ぶりをアピールしたFW松波も調子をあげており、前線の厚みが感じられる。となれば、あとは、シーズン終盤にきて共に安定が見られる互いの守備をいかに切りくずし、手数多く前線へと詰め寄れるかが勝敗を分けるカギとなるはず。セレッソが掲げてきた「ダイナミックな攻撃」が輝きを放つのか、あるいはガンバのお家芸の1つであり、好不調のバロメーターとされる「サイドアタック」がゴールを引き寄せるのか。楽しみだ。

 セレッソがJリーグに昇格した95年から始まった「大阪ダービー」の歴史は、セレッソがJ2に降格した2002年シーズンをのぞいて、8年という月日を数える。もちろん、これはイタリア・セリエAの『ACミラン対インテル』などといった海外のダービー戦に比べれば、まだまだ『歴史』と呼ぶに足るものではないのかもしれないが、両サポーターのダービーマッチへの熱が僅かずつでも年々ヒートアップししているのは事実。例えば、ダービー戦の長居スタジアムに掲げられた「お前ら吹田、俺ら大阪!」などと書かれた横断幕なども、その意識の表れだと言えるだろう。そんな中で繰り広げられる、今年最後の「大阪ダービーin愛媛」。その戦いを制し、準々決勝へと駒を進めるのはどちらなのか。意地とプライドを懸けた熱い戦いを期待したい。


2003.12.19 Reported by 高村美砂

以上

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