いよいよJリーグが開幕する。
昨年1年間を通して積み上げてきた戦績はリセットされ、すべてのチームが全くの同等な立場でリーグ戦をスタートさせる。昨シーズンをJ2年間11位で終えた横浜FCにとっては、待ちこがれたシーズン開幕だ。例年下位に低迷してきているだけに、中位への定着の足がかりとなるシーズンにしたいところだ。
今期の横浜FCは新卒も含めて9人の選手を獲得しているが、その中でも特に大友に注目してみたい。彼は仙台でもプレーし、J1昇格を果たした2001年には41試合に出場した選手だ。それだけに古巣との対戦で出場機会を虎視眈々とねらっているはず。出場機会を得ることができれば、自慢のスピードを生かした突破で仙台ゴールを脅かすことだろう。
対する仙台は、J2降格の憂き目にあった悔しさを今シーズンはらしたいところ。2.5となった昇格枠もチームには追い風だ。1年でのJ1への返り咲きを現実のものにするためにも、第一クールで着実に勝ち点を積み重ねていきたい。そのためにもこの試合ではきっちりと勝ち点3がほしいところだ。
懸念材料があるとすればマルコスのケガである。彼は2001年に40試合で34得点を決めて得点王のタイトルを獲得し、チームはJ1昇格。J1初年度の2002年には、レベルの高いJ1での活躍に懐疑的な意見も出る中、24試合18得点と結果を残しチームに貢献している。ところが昨シーズンはケガに泣かされて3試合3ゴールという低調な数字にとどまり、それが遠因となってチームはJ2降格という辛酸をなめてしまった。それだけに今期にかける意気込みは強いはずだ。
得点力を見ればチームの順位はある程度予想できる。昨シーズンのJ1成績を例にあげてみると、年間の得点で最下位の27得点しかあげられなかった大分は、セカンドステージで最下位。総合でも14位にとどまった。また、28得点の京都は年間順位最下位でJ2降格。それに次ぐ31得点の仙台も年間総合15位で降格してしまった。
つまりサッカーにおいては、守備力よりも得点力がチームの調子を占う大きなバロメーターであり、得点がとれる限りにおいては、チームの状態はいいといえる。それだけに、過去のJ2リーグですでにその得点力を証明しているマルコスの、ケガからの回復具合には高い関心が寄せられる。
もし開幕に間に合えば、彼の高さを生かす右サイドの財前からのクロスボールには注目したい。ただしケガからの回復が思わしくない場合でも、佐藤、大柴の快足2トップに対して西谷が絡む攻撃は楽しみである。
横浜FCは、昨シーズン最多失点の鳥栖の89失点に続く88失点という記録を残しており、守備の立て直しが急務となっている。そうしたチーム状態でもあり、仙台がその実力を発揮できれば勝利は堅いはずだ。しかし何が起きるのかわからないのがサッカーのおもしろさである。開幕早々、横浜FCが驚きを与えたとしてもなんら不思議ではない。もし仮に劇的な結末が起きたとしても、そうしたドラマの積み重ねの中でシーズンは進んでいくのである。
さて、勝利の女神はどちらにほほえみかけるのだろうか。これから始まる長いシーズンの開幕戦として、印象に残る熱戦を期待したい。
以上
Reported by 江藤高志
J’s GOALニュース
一覧へ【2004Jリーグ開幕プレビュー 横浜FC VS 仙台】J1復帰に向けて仙台は開幕ダッシュをねらいたい。(04.03.13)
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