今日の試合速報

開幕招待
開幕招待

チケット購入はこちら

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1-1st 第1節 F東京 vs 新潟レポート】春の訪れとともに12年目のJリーグが開幕した。味の素スタジアムには、3万5880人の観客が集結し開幕を盛り上げた。(04.03.13)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
3月13日開催 2004J1 1stステージ 第1節
F東京 1-0 新潟 (15:35/味スタ) 入場者数 35,880人

----
バス59台で応援に駆けつけた新潟サポーター。スタジアム最寄り駅への電車にもオレンジ色が目立つ。一方のホームF東京も負けてはいない。東京スカパラダイスオーケストラのライブでF東京オリジナル応援ソングが披露され、各席に置かれた青と赤のシートを高く掲げスタジアムを赤と青に染め、試合前のスタジアムはいよいよ始まるぞという期待が一気に高まった。

そしてサポーターだけではなかった。今日はF東京の広報担当も大あらわ。通常100から150人のマスコミが、今日は231人。カメラ撮影者用のビブスが足りず、急遽、倉庫から出して準備した。注目の高さはスタジアムのあちらこちらから伝わってくる。

前半開始早々からF東京の攻撃が続く。一方の新潟はどうしてもちぐはぐ感が否めない展開。J1昇格初戦の堅さが出てしまった。F東京のスピードに戸惑っているという様子で、山口選手がしきりに周りの選手に指示を出す。しかし前半を通じて全体が落ち着く様子がみられることはなかった。前半のシュート数は16対7と歴然だ。

前半25分、阿部選手のヘディングシュートで先制するF東京。「あれは、おでこのこの辺にあったったんです。」と、眉間の辺りを指差して説明する阿部選手。「あごをひいて動かさないように。こうやってぐっと引きました」と力を込める。アマラオ選手から11番を受け継いでのぞんだ今シーズン、周囲の期待はおのずと高まる。「アマラオには勝てないから自分カラーで11番をつけていきたい。」と笑顔をのぞかせる。「普段は、まわりの選手にからかわれているがこれからは少し変るのでは?」の問いに、「ピッチの中だけではリーダーになるようにします(笑)」とほっとした表情で人柄をのぞかせる。F東京の新11番「阿部ちゃん」がいいスタートを切れた証だ。

一方の新潟はハーフタイムのミーティングを終え、後半ピッチに戻ると違うチームのように生まれ変わっていた。昨シーズンJ2の新潟でもよく見られた傾向だ。「反町マジック」と私は勝手に呼んでいる。ハーフタイムに魔法でもかけたかのように変わってくるのだ。「後半は自分たちのサッカー見つめなおして、これまでのやってきたことの集大成を出そうという形でやりました。そして流れはうちにきた。」と反町監督が話す。

新潟は後半15分に今シーズン京都から戻ってきた鈴木慎吾を投入。流れが更に変った。「はがゆい気持ちで見ていました。流れが変ったことは自分でも感じました。でも欲を言えば点を決めて逆転したかった。サポーターの慎吾コールは、もう本当に嬉しかったですね、すごいエネルギーになりました」と笑顔を見せる。「スタメンじゃなかったのって何年ぶりだろう。途中からの時ってアップどんな感じだっけ?って思って、(同じくサブに入っていた)三田にどのくらい上げてる?って聞いたりしてね。」と悔しさを笑って話した。

後半43分、反町監督は長身のFW船越選手を投入した。すかさず原監督はJリーグデビュー戦となる増嶋選手を投入。「船越を投入してきたりしたら、その高さ対策ということもあるから、増嶋を出すようなこともあると思うよ」と試合前に原監督は話していた、まさしくプランどおりのベンチワークだ。デビュー戦となったこの日、増嶋の表情は「嬉しさ」に満ちていた。「嬉しかったです。心の準備は出来ていたし早く出たかった。今後も高い意識を持って試合に出られるようにがんばります」と。そしてランダムに選ばれる「ドーピング検査」を初めて受けることにもなり、その体験を新鮮に語った。初めてづくしの一日だ。

結果1-0でF東京の勝利。勝ち点3と失点0という結果を出したF東京。一方の新潟は後半の戦いでJ1の舞台に慣れることができたという手ごたえをつかんだ。次はいよいよホームでの初戦を迎えることになる。それぞれのスタートを切った今日、両チームにとって実り多い開幕戦となったと言える。

2004.3.13 Reported by 日々野真理


以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2026/03/01(日) 00:00 ハイライト:横浜FMvs東京V【明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド EASTグループ 第4節】