6月5日(土) ヤマザキナビスコカップ 第4節 Dグループ
鹿島 0 - 2 柏
(15:03KICKOFF/カシマ) 入場者数 8,270人
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試合終了の笛と同時に池谷監督の顔には笑顔というよりは、安堵の色が見られた。「試合が終わった瞬間はぐっと来るものはあったけれど、涙まではね…これが目標じゃないから」と語る同監督だが、やっとの思いで手にした勝利の味は格別だっただろう。
試合開始早々、鹿島の左サイド・石川が縦に出したボールに平瀬が飛び出すもオフサイド。平瀬は「DFラインの裏に抜ける動きが持ち味」という言葉どおり、積極的に裏のスペースを狙っていた。しかし、この日の試合ではこの動きがことごとくオフサイドになり、攻撃の流れを止めてしまうという悪循環だった。
柏は高い位置でプレスをかけ、ボールを奪うと同時に素早く攻撃に切り替える。鹿島のミスも重なり、何度となくチャンスが訪れるが、フィニッシュの精度に欠け、なかなかゴールが生まれない。このまま0−0で前半終了かと思われたロスタイム、谷澤のクロスをはじいたDFのこぼれ球を茂原が豪快にミドルシュート!勝利への足がかりとなる先制点を決めた。
後半の立ち上がりもしっくりいかない鹿島は、運動量が落ちてきた柏に対し、深井・中島を一気に投入。彼らのスピードをもってリズムを変えようとするが、前線にボールがなかなか入らない。ペナルティエリアの外からシュートにいく回数が増え、反対にそのセカンドボールを拾った柏がカウンターに持ち込む。
鹿島には明らかに落ち着きというものが不足していた。
対する柏は後半37分、下平が鹿島・金古の股を抜いたパスを、宇野沢が落ち着いてゴール左上に決めて追加点を奪う。勝利への気迫は失わないが、冷静に試合を運んだ柏に軍配が上がった。
試合後、「選手の能力からしたら、こんな内容ではないはず」と鹿島のトニーニョ・セレーゾ監督は重くこもった声で答え「早く忘れたい最低な試合だった」と締めくくった。
それに対して池谷監督の第一声は「ずいぶん久しぶりに勝ったので、何をいっていいか分からない」。照れ笑いのような笑みを浮かべた。その後、一呼吸置いてから「試合前は非常に厳しい状況だった。しかしそれを選手がどうにかしようと自分たちで考え行動した結果、勝利を得ることが出来た」と真剣なまなざしで答えた。
確かに柏の状況には厳しいものがあった。3月20日以来公式戦での勝利から遠ざかっている状況に加え、怪我から戻ったばかりの山下・平山がまたもや離脱。やっとチームの柱が固まるかと思った矢先の出来事に、監督をはじめ選手も厳しい試合が続くだろうと臨んだ試合だった。「勝たなきゃいけないプレッシャー、マイナス面に考えてしまう気持ちと戦うのが大変だった」という谷澤の言葉が、どれほどこの期間が辛かったのかを物語る。
若手が中心のチームだからこそ、連敗からなかなか抜け出せない状況はかなり堪えたに違いない。しかし、この経験はチームの精神面を大きく育てることとなった。「選手自身でどうすべきか考えることの出来るチーム」は今後着実に成長していくだろう。
以上
2004.06.05 Reported by 柴田愛子
J’s GOALニュース
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