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【J1-1st:第12節】F東京 vs G大阪レポート:試合を決めたルーカス(F東京)のゴール。F東京は4位に浮上!(04.06.13)

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6月12日(土) 2004 J1リーグ戦 1stステージ 第12節
F東京 2 - 1 G大阪 (15:33/味スタ) 入場者数 23,698人
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「今日は本当に疲れた」試合後に多くの選手が開口一番にこのコメントをした。それは気温27度、湿度62パーセントという数字以上の暑さからきたものでもある。「普段はあんまり汗をかかないタイプ」というホームF東京の馬場選手もアップの段階で汗が流れ出てきて驚いたというほど。雨上がりの曇り空、想像以上にピッチ上の湿度は高くなっていた。

ホームF東京はGK土肥、DF徳永、ジャーン、茂庭、金沢、MFダブルボランチに浅利と今野、右の鈴木、左の戸田、トップ下の馬場、そしてFWにルーカス。一方のG大阪はGK松代、DF渡辺、シジクレイ、木場、入江、MF橋本と山口のダブルボランチ、その前に二川と遠藤、FWにちょっと引いた形でフェルナンジーニョ、トップに大黒というスタメン。

G大阪は攻撃のキーマンであるマグロン選手、吉原選手が故障のため、そして宮本選手が虫垂炎の手術をうけ出場できないこともあり、いつもと違うシステムを組んだ。4バックのセンターには怪我から復帰したシジクレイ選手、今季初スタメンの木場選手が並ぶ。西野監督は「今の戦力の中でベストメンバーを組んで、最良のシステムで臨んだ」と今週木曜日の紅白戦で試したばかりのシステムを採用した。

試合開始直後の出来事、先制したのはG大阪。二川選手からのパスが大黒選手につながりゴールへ。「ジャーンの裏を取って、茂庭がカバーに来たところをトラップしてかわして、GKと1対1になった。それで一度はキーパーに当たって跳ね返ってきてまたそこをポンと蹴った」と大黒選手は振り返る。G大阪は幸先の良いスタートを切った。

F東京は課題であった試合開始直後の失点ではあったが、「まだ90分ある」と攻撃の意識を更に高めた。その後猛攻をしかける。ここのところ好調のセットプレーのチャンスも多く得る。開始11分、CKを得たF東京、鈴木選手の蹴ったボールに中央ルーカス選手が走りこみヘディングゴール!4月14日以来のルーカス選手のゴール。ルーカス選手はベンチ前のタッチラインに駆け寄り通訳の飯野氏、更には原監督としっかり抱き合って喜んだ。

G大阪のフェルナンジーニョ選手、遠藤選手、二川選手はポジションチェンジでF東京のマークをずらしながら動く。F東京は浅利選手、今野選手を含めDF陣が声を掛け合いながらケアするもやや後手にまわることを原監督は注意する。「二川がつかまえづらかった」と茂庭選手が試合後に振り返ったように二川選手はいつものように相手を翻弄する。

G大阪は18分にペナルティエリア付近で大黒選手が倒されFKを得る。蹴るのは遠藤選手。スタジアム中が緊張感に包まれたがこれは枠の上に。F東京も同じくセットプレーのチャンスを得るも得点にはならず、1−1のまま前半を終了。

後半に入り立ち上がりにF東京、鈴木選手が距離のあるシュートを打つ。攻める気持ちの強さを前面に押し出した。試合前「ハーフウェーラインくらいからでも思いっきり打ってばいいんだよ、あいつは距離があるほうが決まるからね」と原監督は冗談交じりに話していたが、まさにそれくらいの距離だった。「まあ、あれは入んないと思うが(笑)…あのシュートは、「打て」といった手前、まあしょうがないかと言うのもある。そういう、積極的な姿勢を、今後も出してくれれば良いと思う」と試合後には嬉しそうに話す原監督。

ピッチ上の暑さもあってか、選手の足が止まり始め、先に動いたのは原監督、鈴木選手に代えて阿部選手を戸田選手に代えて呉選手を投入、両サイドを変えた。その1分後、まさにG大阪西野監督が木場選手に代えて松波選手を投入しようとしていた瞬間、浅利選手から中央のルーカス選手にボールが渡り、速いスピードでの馬場選手とルーカス選手のワンツー、右足から放たれたボールはゴールに見事突き刺さった。ルーカス選手の2点目が決まり、F東京サポーターの歓喜の声が響き渡り、同時に原監督も高く飛び上がった。これが勝ち越しゴールとなり試合は2−1、F東京の逆転勝利となった。

試合後F東京の選手からは、何よりルーカス選手の得点を心から喜ぶ言葉が多く聞かれた。それだけみんなが待ちに待ったルーカス選手の得点、通訳の飯野氏の目にも光るものがあった。更にF東京は攻撃の要としてその実力を発揮する馬場選手、その彼の90分フル出場、鈴木選手の思い切りの良い攻撃など、明るい話題に包まれ、これで一気に4位に浮上し、残り3試合に弾みをつけることとなった。

何よりもチームを勢いづかせるのは、「取るべき人のゴール」だということが証明された試合だった。

以上

2004.6.13 Reported by 日々野真理
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