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【J1-1st:第13節 磐田 vs 神戸 レポート】神戸播戸の豪快ゴールで2点先制されるも、首位磐田が執念のドロー。(04.06.17)

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6月16日(水)J1 1stステージ第13節 磐田 2 - 2 神戸(19:04KICKOFF/ヤマハ)
入場者数12,866人
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 磐田は、右膝のケガから信じられない回復力を見せる西が早くも先発に戻り、グラウも出場停止から復帰して、好調な前田と2トップを組む。右膝の状態が心配された藤田も先発に入って、久しぶりに現状でのベストと言えるメンバーが揃った。

 対する神戸は、DFの北本とホージェルが出場停止で、高卒ルーキー河本が左センターバックとしてJリーグ初出場。そして左サイドバックには坪内が入る急造DFライン。また、前節で3カ月ぶりの復帰を果たしたイルハンは、右膝の痛みが再発して遠征にも参加せず、台所事情は楽ではない。先発の平均年齢は、神戸が22.82歳、磐田が28.09歳と6歳近く違うが、天候的にはかなり涼しく、ベテランの多い磐田にはやりやすいコンディションでスタート。

 立ち上がりは、そうしたホームの磐田有利の条件を反映して、右サイドの西が、神戸左サイドの守りを崩してチャンスを作る場面が何度か見られた。だが、時間が経つにつれて神戸の守備陣が落ち着き、ボールを奪われると素早い戻りを見せて、磐田につけ入るスキを与えなくなってきた。それに対して磐田は、全体的に動きが少なく、細かいミスも多く、そこから神戸にカウンターを許してしまう。前節の市原戦のような必死さが見られず、流れはどんどん神戸に傾いていった。

 そんな中、3分、20分と決定的なチャンスを決められなかった神戸が、34分に3度目の正直。高い位置でボールを奪っての速攻から右SBの朴がオーバーラップして折り返し、中央の播戸がダイレクトで決めて先制。さらに、39分にはCBの土屋が攻撃参加して右サイドからピンポイントクロス。これを播戸が目の覚めるようなジャンピングボレーで決めて2-0。前半は、神戸が2点リードするという予想外の展開となり、磐田は自分たちのサッカーがほとんどできなかった。
 
 後半は、さすがに気合いを入れ直した磐田が運動量を上げて攻勢に。立ち上がりこそ、神戸がしっかり守ってカウンターという前半と同じ形を作れていたものの、徐々に疲れが出始め、形勢が大きく磐田に傾いていく。そして14分、DFの鈴木が右からオーバーラップし、ゴール近くまで切れ込んで折り返し。それを逆サイドの前田が角度のないところから左ポストぎりぎりに決めて反撃開始。
 
 その後、磐田は福西がトップ下に上がって、名波がボランチに下がり、自分たちのリズムでボールを回して何度もチャンスを作る。そして35分の左CKから福西のヘッドがバーに当たり、その跳ね返りで混戦となったところを福西が身体ごと押しこんで、ついに同点。さすがに磐田という粘り強さを見せた。
 
 しかし、神戸のほうも、同点にされてパニックに陥ることなく、再び前半と同じサッカーを全員で試みて、磐田にカウンターの恐さを与えながらしっかりと守る。結局、4分の長いロスタイムでも、磐田はそれを崩しきることはできず、2-2のままタイムアップ。桑原監督は「勝ち点1を取れただけでも」と結果を前向きにとらえたが、磐田にとっては、前半から本来のサッカーができていれば……というゲーム。神戸のほうも、非常に良いサッカーができていただけに「同点に追いつかれたのがすごく悔しい」(岩丸)というように、どちらのチームにとっても勝ち点3を逃した試合という印象だった。
 
 ただ、磐田が勝ち点1を追加したことで、鹿島と浦和の優勝が消え、優勝争いは磐田と横浜のマッチレースに。勝ち点の差は、わずかに1。残り2試合が非常に楽しみになってきた。

以上

2004.06.17 Reported by 前島芳雄
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